昭島市で解体業を営んでいる、株式会社野島工務店です。近年は資産形成の意識が高まっているように感じられ、昭島市にお住まいの方でもマンションなどの投資物件を保有しているがいらっしゃるかと思います。築年数の古くなったマンションはリフォーム工事を行うこともありますが、中には解体を検討する場合もあるでしょう。今回は、マンションを解体する場合にかかる費用について、詳しく解説していきます。昭島市でマンション解体を考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
Contents
- 【マンション解体費用の目安】
- ・軽量鉄骨造(S造)
- ・鉄筋コンクリート造(RC造)
- ・鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC造)
- 【構造別マンション解体費用】
- 【エリアごとの解体費用の違い】
- 【昭島市での解体費用を決める5つの要因】
- 建物の規模や立地
- アスベストの有無
- 付帯工事の有無
- 解体時期と期間
- 業者の選定
- 【昭島市でのマンション解体費用の内訳】
- 仮設工事費
- 解体工事費
- 廃棄物処分費
- 整地・清掃費
- 諸経費
- 昭島市でのマンション解体費用を抑えるためのポイント
- 1. 複数業者の比較
- 2. 解体時期を調整
- 3. 昭島市の助成制度を利用
- 4. リサイクルや売却を活用
- 5. 地域密着の業者と相談
- 【昭島市での解体工事はエコ・クリーン解体(株式会社野島工務店)へ】
【マンション解体費用の目安】
昭島市でのマンション解体費用は建築物の構造や広さ、敷地条件などで異なりますが、目安として「坪数×4〜8万円」を基準に考えることが多いです。以下に示すように、建物の構造ごとの相場があり、マンションの解体費用は主にこの構造に依存します。
・軽量鉄骨造(S造)
骨組みに鉄骨を使用 坪6〜7万円
・鉄筋コンクリート造(RC造)
骨組みに鉄筋+コンクリートを使用 坪7〜8万円
・鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC造)
骨組みに鉄骨+鉄筋+コンクリートを使用 坪8〜10万円
これらの坪単価は地上階部分を前提としたものであり、地下フロアがある場合や他の条件が加わると費用は大幅に増加します。また、解体費用は「立地条件」と密接に関わり、昭島市のように住宅の多い地域では騒音や振動対策が求められ、そのため費用がやや高くなる場合もあります。正確な見積もりをとりたい場合は、必ず業者に現地調査をしてもらうようにしましょう。
【構造別マンション解体費用】
解体費用は、マンションの構造や坪数によって変動します。一般に、より頑丈な構造となっているSRC造などは解体費用が高くなる傾向があります。
構造別解体費用相場(1戸あたりの延床面積)
A:鉄骨造(S造)解体費用
B:鉄筋コンクリート造(RC)造解体費用
C:鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC造)解体費用
20坪 A:120〜140万円 B:140〜160万円 C:160〜200万円
30坪 A:180〜210万円 B:210〜240万円 C:240〜300万円
40坪 A:240〜280万円 B:280〜320万円 C:320〜400万円
50坪 A:300〜350万円 B 350〜400万円 C:400〜500万円
【エリアごとの解体費用の違い】
解体費用はエリアごとに相場が異なっており、都心に近いほど高くなる傾向にあります。また、同じエリアでも建物の密集程度や、道路幅の広さなどによって解体費用が異なります。
エリア別解体費用(坪単価)
北海道 坪2〜4万円
埼玉県 坪2〜5万円
東京都 坪2〜8万円
愛知県 坪2〜3万円
大阪府 坪2〜5万円
香川県 坪3〜4万円
福岡県 坪2〜3万円
【昭島市での解体費用を決める5つの要因】
同じ昭島市内のマンションであっても、様々な要因によって解体費用は変動します。おもに以下の5つの要因が挙げられます。
建物の規模や立地
昭島市内の住宅密集地では、騒音や振動対策が追加され、解体費用も高くなることがあります。
アスベストの有無
1975年以前に建設された建物ではアスベストが使用されている可能性があり、特別な処理が必要です。
付帯工事の有無
駐車場や外構などの付帯工事の撤去が必要な場合、追加費用が発生します。
解体時期と期間
解体業者の繁忙期に依頼をした場合、作業員の確保が難しくなり、費用が増える場合があります。
業者の選定
昭島市内でも数多くの解体業者があります。複数業者に見積りを出してもらい、最も納得のいく価格で依頼できる業者を探しましょう。ただし、あまりにも安い価格を提示するような業者は、廃棄物の不法投棄を行っている場合があるため、注意が必要です。
【昭島市でのマンション解体費用の内訳】
解体費用は複数の項目から成り立ち、項目ごとに割合が異なります。マンション解体費用の一般的な内訳は以下の通りです。
仮設工事費
足場設置費や養生ネットなど 全体の10〜20%
解体工事費
建物解体と重機手配 全体の30〜40%
廃棄物処分費
廃棄物の分別と処理 全体の40〜50%
整地・清掃費
整地や地中埋設物調査の費用 全体の約10%
諸経費
近隣挨拶や書類申請費用 全体の5〜10%
これらの項目のうち、特に廃棄物処分費の割合が高いことが特徴です。廃棄物は昭島市内での法律に基づいて適切に処理される必要があり、そのための分別作業にも時間がかかります。
昭島市でのマンション解体費用を抑えるためのポイント
マンションの解体には、建物の構造や立地条件が影響し費用が変動するため、コストを抑えるための工夫が重要です。昭島市での解体に役立つ具体的なポイントを以下にまとめます。
1. 複数業者の比較
昭島市内外の複数の解体業者から見積もりを取りましょう。内訳が分かりやすく、昭島市特有の条例を熟知している業者を選ぶとトラブルを防ぎやすくなります。
2. 解体時期を調整
解体の繁忙期(春や秋)を避けると費用を抑えやすくなります。閑散期に解体依頼を行うと業者をスムーズに手配できるため、おすすめです。
3. 昭島市の助成制度を利用
昭島市には、住宅の耐震性を高めるための建て替えなど一定の条件を満たす場合に、その費用の一部を助成する制度があるようです。昭島市のホームページや窓口への問い合わせなどで、対象となるかどうか確認してみてください。
4. リサイクルや売却を活用
解体前に売却可能な建具や資材をチェックし、リサイクルや中古販売業者を利用すると処分費用を抑えられることがあります。
5. 地域密着の業者と相談
昭島市に拠点を持つ解体業者は、地域の事情や条例を理解し、近隣対応や騒音対策も行いやすいため安心です。昭島市の実績がある業者であればスムーズな工事が期待できます。
【昭島市での解体工事はエコ・クリーン解体(株式会社野島工務店)へ】
今回は、昭島市でマンションを解体する際にかかる費用について解説いたしました。解体を希望するエリアや構造などによって費用が変動する為、複数業者に現地調査をしてもらって見積りをとるようにしましょう。当社は昭島市を拠点として解体工事を請負っていますので、昭島市内の解体業者をお探しの際はぜひご相談ください。次回は、マンション解体費用を抑える方法について解説いたします。