現場ブログ解体工事のお役立ち情報
2025.06.28更新

更地にするまでの手順や費用について

昭島市、八王子市で解体工事を請負っている、株式会社野島工務店です。古い住宅や空き家を取り壊して更地にしたいと考えていても、「何から始めればいいのかわからない」「費用がどのくらいかかるのか不安」と感じている方は多いのではないでしょうか。実際に更地にするためには、解体業者の選定や各種手続き、費用の把握、そして将来の土地活用のプランニングなど、さまざまなことを総合的に考える必要があります。

今回は、更地化までの一連の流れとその費用の相場、解体工事時の注意点、補助制度の活用方法、さらには更地にした後の土地活用のアイデアまで、初心者の方でもわかりやすく解説します。

【更地化までの基本的な流れ】

更地にするには、以下のような流れで進めていく必要があります。

1. 解体業者の選定と見積もり取得

まずは、信頼できる解体業者を探し、現地調査と見積もりを依頼することから始まります。複数の業者に相談し、施工実績や対応の丁寧さ、費用の明細などを比較検討しましょう。
見積書の中身には、工事費用の他に追加費用が発生する可能性がある項目も含めて確認しておくことが重要です。

2. 解体に必要な手続き

解体工事には法的な届出が必要です。「建築物除却届」や「解体工事に伴うリサイクル届出」など、地域によって必要な書類や手順が異なります。また、アスベストの有無によっては、専門の処理手続きが必要になります。多くの場合、解体業者が代行してくれますが、あらかじめ確認しておくと安心です。

3. 解体作業の実施

建物の構造に応じて解体方法は異なります。木造住宅と鉄骨造、RC造では必要な機材や工法が変わり、それに伴って工期や費用も変動します。周囲への粉じんや騒音の影響を抑えるため、養生シートや散水などの対策も講じられます。

4. 廃材処理と整地

解体が終わった後は、発生した建材の分別・回収・運搬などの処理が行われます。廃棄物の量や種類によって処理費用も異なります。最後に土地を平らに整地し、建物がない状態、つまり「更地」となります。

【更地にするための費用内訳と相場】

解体から更地化までにかかる費用は、建物の種類や立地条件、周辺環境によって異なりますが、基本的には以下の要素で構成されます。

・建物の構造と面積

木造、鉄骨造、鉄筋コンクリート造など、構造によって費用が変わります。
木造住宅(30坪前後)なら、80万〜150万円ほどが目安となりますが、RC造や3階建て以上になると、200万円を超えるケースもあります。

・廃棄物処理費用

解体により発生する廃材の処分費用も、費用全体の大きな割合を占めます。木材やコンクリート、金属などの分別処理が必要で、アスベストなどの有害物質を含む場合はさらに高額になります。

・現場条件による変動

重機が入りにくい場所や、近隣との距離が近い狭小地などでは、足場を追加で組むことや、手作業での施工が必要になるため、追加費用がかかることもあります。

・地中障害物の撤去

地中に古い基礎や浄化槽、井戸などがある場合、それらの撤去費用が別途発生します。これらは事前の目視で判断しにくいため、見積もりに含まれていないこともあります。

【解体工事時に注意したいポイント】

・近隣への配慮は不可欠

解体工事は騒音・振動・粉じんなどを伴います。工事前に近隣へあいさつし、工期や作業時間などを説明しておくとトラブルを防ぐことができます。

・アスベストの調査と対処

築年数が古い建物の場合、断熱材や屋根材などにアスベストが使われている可能性があります。発見された場合には専門業者による除去作業が必要です。

・安全管理の確認

工事中は高所作業や重機が使われるため、現場の安全管理が徹底されているかも重要な確認ポイントです。ヘルメットの着用、足場の設置、養生などの対応が適切に行われているか業者に確認しましょう。

【更地化の際に使える補助金、助成制度】

自治体によっては、空き家対策の一環として解体費用の一部を助成している場合があります。

・空き家除却補助金

老朽化した空き家を解体することで、防災・防犯・景観対策となるため、一定の条件を満たせば助成を受けられる制度があります。補助額や条件は自治体ごとに異なるため、事前に役所で確認しましょう。

・アスベスト除去費用の補助

アスベストが確認された場合、その除去費用に対して補助金が出るケースもあります。調査・申請・実施までに時間がかかることもあるため、余裕を持って手続きすることが大切です。

【更地になった土地の活用方法】

建物を解体し、更地にした後の土地はさまざまな用途に活用できます。

・月極駐車場にする

舗装などの初期費用がかかりますが、立地によっては安定した収益源になります。特に駅近や商業地周辺では需要が高いです。

・土地売却

更地の状態は、買主にとって建築しやすい環境であるため、売却がスムーズになる場合があります。

・賃貸用地や太陽光発電など

土地を企業に貸し出して倉庫や資材置き場に活用してもらったり、条件が合えば太陽光パネル設置用地として貸し出したりすることも可能です。

【昭島市、八王子市での解体工事はエコ・クリーン解体(株式会社野島工務店)へ】

今回は、更地にするまでの手順や費用相場、注意すべきポイントなどについて解説いたしました。更地にするには、単に建物を壊すだけでなく、事前の準備や法的手続き、費用の確認、周囲への配慮、安全対策など、幅広い視点が求められます。また、解体後の土地をどう活用するかによって、解体のタイミングや必要な整備内容も変わります。補助金制度なども上手に利用し、信頼できる業者に依頼することで、トラブルのないスムーズな解体工事を実現しましょう。昭島市、八王子市で解体工事をご検討の際は、ぜひ株式会社野島工務店へご相談ください。

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SERVICE FLOW

解体の流れ

  1. お問い合わせ

    お問い合わせ

    家屋解体や解体工事のご依頼は、エコ・クリーン解体のお問い合わせフォームや、電話番号からお気軽にご連絡ください。

  2. 現地調査

    現地調査

    エコ・クリーン解体が実際に解体をご希望されている建物へご訪問し、状況をみて実際に用いる解体手法などを確認させていただきます。

  3. お見積提出

    お見積提出

    現地調査で確認した解体をご希望されている現場の状況から、実際解体を行うとどれくらいの解体費用が発生するかを計算し、ご提出させていただきます。

  4. ご契約

    ご契約

    解体費用や解体手法、また解体にかかるお時間などをお客様にご確認いただき、実際に解体を行うかどうかをお客様に判断していただき、ご契約いたします。

  5. 建設リサイクル法の届出

    建設リサイクル法の届出

    建設リサイクル法とは、端的にいうと廃材の適当な処理や再資源化を促すための法律です。解体工事を行う場合必ず必要な届け出となります。エコ・クリーン解体ではこういった手続きもサポートさせていただきます。

  6. 解体工事着工

    解体工事着工

    荒天など不測のトラブルがない限りは解体工期を必ずお守りして解体いたします。 トラブルが起きた場合は直ちにエコ・クリーン解体からご連絡をさせていただきます。

  7. 解体工事完工

    解体工事完工

    エコ・クリーン解体は解体工期にこだわります。無理のない解体計画を組んでいるので、安全第一の解体工期を行いつつ、不測の事態さえなければ解体工期通りに完工致します。

  8. ご確認・引き渡し

    ご確認・引き渡し

    お客様に実際に解体後の現場を確認していただき、ご納得いただければ土地を引き渡し致します。 この時には、エコ・クリーン解体に家屋解体・解体工事を頼んでよかったと思っていただけるでしょう。 

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多くの解体会社は拠点から車で片道1時間以上かかる地域まで営業エリアにして施工をしています。ですが、片道で1時間もかかってしまうと、もしも現場で“何かあった時”担当者が現場に向かうのも1時間という長い時間がかかります。また、解体工事の場合基本的に距離が長くなればなるほど、費用は高くなります。トラックが長く走る分だけ費用が上がります。

"もしも"の時、担当者がすぐに駆け付けられる距離というのは安心感がありますよね。

また、施工エリアを拠点の近くに絞ることで、毎日お伺いすることができます。毎日の進捗状況を見て、毎日お客様にお会いすることで、すべてのお客様に安心感をもっていただくことができるのです。

私たちの工事はすべてのお客様に『笑顔』と『安心』を届けることが第一ですので、施工エリアを東京都昭島市・八王子市に絞り、ご対応させていただいております。