現場ブログ解体工事のお役立ち情報
2025.06.16更新

解体業者を比較する際のポイント

昭島市、八王子市周辺で解体工事を請負っている、株式会社野島工務店です。解体工事の見積りを複数の業者から取り寄せてみると、書類の形式や記載内容がそれぞれ異なっていることに気づく方も多いのではないでしょうか。実際、同じ解体工事の見積りであっても、業者ごとに記載方法や費用の内訳がバラバラで、比較が難しいと感じるのは当然のことでしょう。では、どのような点に注目して見積書を見比べればよいのでしょうか。今回は、解体業者の見積もりを比較する際に確認しておきたい主要なポイントをわかりやすくご紹介します。

【まずは工事項目を確認】

業者から見積書を受け取ってまず確認したいのは、各業者が提示する工事項目の内容です。自分が希望している工事がしっかり反映されているか、各社の見積項目に大きなズレがないかをチェックすることが基本になります。

以下のような項目について、特に注意してチェックしましょう。

・解体範囲と建物の面積

見積もりに記載されている建物の面積が、実際の建物の大きさと一致しているかを確認する必要があります。一部の業者は、登記簿上の面積をもとに費用を計算していることもあり、実測面積と食い違っているケースもあります。面積が大きく見積もられていれば、それだけ費用も高くなってしまうため、こうしたズレには早めに気づき、訂正をお願いしましょう。

また、電話やオンラインでのやりとりのみで現地調査を行っていない業者の場合、実際の解体範囲が誤って認識されている可能性もあるため、注意が必要です。

・外構の撤去対象

庭に置かれた大きな石、植木、ブロック塀、カーポートなどの外構部分も、解体工事費に影響を与える要素です。これらが見積もりに含まれているか、または希望どおりに記載されているかを、現地の状況と照らし合わせながら確認しましょう。

・土のすき取り作業

建物解体後の地面を整地する「すき取り」作業を依頼している場合、それが見積書に明記されているかをチェックしてください。これは追加作業とみなされることが多く、記載漏れが起こりがちです。

・残置物の処分について

家具や家電、生活用品などの残された物品(残置物)を業者に撤去してもらう場合、その費用が見積書に含まれているかを確認しましょう。なお、一般廃棄物は産業廃棄物とは異なり、専門の収集運搬許可が必要です。許可を持たない業者では対応できず、「別途対応」「施主手配」となる場合もあります。

・アスベストの処理費用

古い建物にはアスベストが使用されている可能性があります。そのため、建物の状況に応じて、アスベスト撤去の有無と費用が記載されているかを確認しましょう。中には「発見された場合は別途見積」としている業者もありますので、その場合は追加費用の概算などを聞いておくと安心です。

・部分解体後の養生、補修

長屋や離れのような一部のみの解体では、切り離した建物に対する「養生」や「補修」が必要になることがあります。これらの費用が見積りに含まれているか確認しましょう。場合によっては、大工による補修が必要になるケースもあるため、工事後の仕上がりを見据えた検討が重要です。

・ライフラインの切り回し

電気・水道・ガスなどの配管が、他の建物と共有されている場合は、切り回し作業が必要です。特に母屋と離れが一本の水道管でつながっているようなケースでは、解体前に必ず対処しておくべきです。これらの工事費用が見積書に含まれているかどうかを忘れず確認してください。

・道路の養生措置

重機を道路に乗り入れて作業する場合、道路を保護するために鉄板などを敷いて養生する必要があります。私道を使用する際は近隣とのトラブル防止のためにも養生が必須です。このような養生費用が見積書に含まれているかも確認すべきポイントです。

・警備員(ガードマン)の配置

交通量の多い道路沿いや通学路付近で工事を行う場合、安全確保のためにガードマンを配置することがあります。その人件費が見積りに含まれているかどうかも見逃せないポイントです。

・道路使用許可申請の有無

工事車両や資材を敷地外の道路に一時的に置く必要がある場合、行政への許可申請が必要になります。その申請費用や代行手数料が見積書に含まれているかをチェックしましょう。

・建設リサイクル法に関する申請

床面積が80㎡を超える建物の解体には、建設リサイクル法に基づく事前申請が義務付けられています。申請を誰が行うのか(業者が代行するのか、施主が行うのか)、代行する場合の費用が記載されているかも確認しておくと安心です。

【業者間で見解の違いがある場合】

たとえば、道路の養生についてA社とB社で異なる判断をされることがあります。A社は「万が一を考えて鉄板を敷く必要がある」と主張し、B社は「必要ない」と判断するかもしれません。

このような場合、B社に鉄板を敷いたらいくらかかるのか、敷かなかった場合にアスファルトが破損した際の修繕費用はどれくらいになるのかなど、シミュレーションを行い、最終的に納得できる形で判断を下すのが得策です。

【昭島市、八王子市での解体工事はエコ・クリーン解体(株式会社野島工務店)へ】

今回は、解体業者から提示される見積りでチェックするべきポイントについて解説いたしました。ここまで細かく見てきたように、解体工事の見積りには多くの項目があり、業者ごとの考え方にも違いがあります。見積金額が安いからといって飛びつくのは危険であり、その金額がどういった内容を含んでいるのか、工事に対する姿勢が信頼できるかどうかを含めて総合的に判断する必要があります。価格だけでなく「どこまで対応してくれるのか」「丁寧に説明してくれるか」といった点も重要視して、業者の選定に臨むことをおすすめいたします。昭島市、八王子市での解体工事をご検討の際は、ぜひ株式会社野島工務店へご相談ください。

人気記事RANKING

最新記事RECENT BLOG

SERVICE FLOW

解体の流れ

  1. お問い合わせ

    お問い合わせ

    家屋解体や解体工事のご依頼は、エコ・クリーン解体のお問い合わせフォームや、電話番号からお気軽にご連絡ください。

  2. 現地調査

    現地調査

    エコ・クリーン解体が実際に解体をご希望されている建物へご訪問し、状況をみて実際に用いる解体手法などを確認させていただきます。

  3. お見積提出

    お見積提出

    現地調査で確認した解体をご希望されている現場の状況から、実際解体を行うとどれくらいの解体費用が発生するかを計算し、ご提出させていただきます。

  4. ご契約

    ご契約

    解体費用や解体手法、また解体にかかるお時間などをお客様にご確認いただき、実際に解体を行うかどうかをお客様に判断していただき、ご契約いたします。

  5. 建設リサイクル法の届出

    建設リサイクル法の届出

    建設リサイクル法とは、端的にいうと廃材の適当な処理や再資源化を促すための法律です。解体工事を行う場合必ず必要な届け出となります。エコ・クリーン解体ではこういった手続きもサポートさせていただきます。

  6. 解体工事着工

    解体工事着工

    荒天など不測のトラブルがない限りは解体工期を必ずお守りして解体いたします。 トラブルが起きた場合は直ちにエコ・クリーン解体からご連絡をさせていただきます。

  7. 解体工事完工

    解体工事完工

    エコ・クリーン解体は解体工期にこだわります。無理のない解体計画を組んでいるので、安全第一の解体工期を行いつつ、不測の事態さえなければ解体工期通りに完工致します。

  8. ご確認・引き渡し

    ご確認・引き渡し

    お客様に実際に解体後の現場を確認していただき、ご納得いただければ土地を引き渡し致します。 この時には、エコ・クリーン解体に家屋解体・解体工事を頼んでよかったと思っていただけるでしょう。 

SERVICE AREA

なぜ昭島市・八王子市に絞っているの?

施工エリア
昭島市・八王子市
施工エリアマップ

多くの解体会社は拠点から車で片道1時間以上かかる地域まで営業エリアにして施工をしています。ですが、片道で1時間もかかってしまうと、もしも現場で“何かあった時”担当者が現場に向かうのも1時間という長い時間がかかります。また、解体工事の場合基本的に距離が長くなればなるほど、費用は高くなります。トラックが長く走る分だけ費用が上がります。

"もしも"の時、担当者がすぐに駆け付けられる距離というのは安心感がありますよね。

また、施工エリアを拠点の近くに絞ることで、毎日お伺いすることができます。毎日の進捗状況を見て、毎日お客様にお会いすることで、すべてのお客様に安心感をもっていただくことができるのです。

私たちの工事はすべてのお客様に『笑顔』と『安心』を届けることが第一ですので、施工エリアを東京都昭島市・八王子市に絞り、ご対応させていただいております。