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2025.11.19更新

見積書に記載される専門用語の意味は?

昭島市、八王子市周辺で解体工事を請負っている、株式会社野島工務店です。工事やリフォーム、解体、設備工事などの見積書を見たとき、「この言葉ってどういう意味?」と思った経験はありませんか?一見シンプルな書類でも、専門用語が並んでいると内容を正しく理解するのが難しく感じられます。今回は、見積書に頻繁に登場する専門用語をわかりやすく説明します。今後の見積もり比較や契約時のトラブル防止にも役立ててください。

【「一式(いっしき)」とは】

「一式」とは、細かい内訳を省略して「この項目すべてをまとめてこの金額ですよ」という意味です。

実際には複数の作業や材料が含まれている場合が多く、「どこまで含まれているのか」を確認することが大切です。

特に「撤去一式」「外構工事一式」といった表記は、範囲の取り方で費用が変わることもあるので注意しましょう。

【「材工共(ざいこうとも)」とは】

「材料費」と「工事費(人件費)」の両方を含んでいるという意味です。

例えば「コンクリート打設 材工共」とあれば、材料代も職人の作業代もセットの金額です。

見積りを比較する際には、材工共の項目と「材料費」「施工費」が別々になっているものを同列に見ないように注意が必要です。

【「単価」と「数量」】

「単価」は1つあたり、1㎡あたり、1mあたりなどの価格を示します。

「数量」は実際に使う量で、単価と数量を掛け合わせたものが「金額」になります。

例えば「単価 5,000円 × 数量 10m」であれば、合計金額は50,000円となります。

【「諸経費(しょけいひ)」とは】

諸経費とは、現場管理や運搬費、事務費など、工事全体を進めるための間接的な費用です。

直接材料や作業に関係しないものの、工事を円滑に進めるためには欠かせません。

工事費の5〜15%程度が目安となることが多いです。

【「雑工事(ざつこうじ)」とは】

「雑工事」は、細かい作業をまとめている項目です。

例えば、片付け作業・小さな穴埋め・一時的な補修など、明確に分類しにくい作業がここに含まれます。

「何が雑工事に入っているのか」を確認しておくと、追加費用を防ぎやすくなります。

【「仮設工事(かせつこうじ)」とは】

仮設工事は、実際の施工を行うための「準備作業」です。

足場の設置や養生シートの取り付け、仮設トイレ・仮設電気などが代表的です。

これらは最終的に撤去されるものですが、安全で効率的に工事を行うためには欠かせません。

【「養生(ようじょう)」とは】

養生とは、建物や周囲を傷つけないように保護する作業のことです。

例えば、玄関や床にシートを貼る、周囲にネットを張るといった処置が該当します。

養生費は軽く見られがちですが、丁寧な業者ほどこの部分にしっかり手間をかけています。

【「残材処分費(ざんざいしょぶんひ)」とは】

工事で発生した廃材やごみの処分にかかる費用です。

特に解体工事やリフォームでは量が多くなるため、処分方法によって金額が大きく変わります。

「産業廃棄物処理費」として記載される場合もあり、適正な処理がされるかどうかも重要な確認ポイントです。

【「搬入・搬出費(はんにゅう・はんしゅつひ)」とは】

材料を現場に運び込んだり、不要物を運び出したりするための費用です。

トラック代や人件費、道路使用許可の取得などが含まれることもあります。

現場が狭い、車両が入りにくいといった場所ではこの費用が高くなる傾向があります。

【「人件費」とは】

職人や作業員の労務費を示します。

職種や作業の難易度によって日当(単価)が変わります。

「人工(にんく)」という単位で表記されることもあり、「1人工=1人が1日働く分」という意味です。

【「実費(じっぴ)」とは】

実際にかかった金額をそのまま請求します、という意味です。

たとえば「交通費 実費」と書かれている場合、かかった分を後で精算する方式です。

見積段階では正確な金額がわからないため、最終請求時に確定します。

【「値引き」と「調整額」】

「値引き」は、業者側のサービスや交渉によって割引された金額を指します。

「調整額」は、端数を調整するためや、見積全体のバランスを取るための金額です。

「値引き10,000円」と「調整額▲10,000円」は見た目が似ていますが、意味合いが少し異なります。

【「別途工事(べっとこうじ)」とは】

見積もりには含まれておらず、別途で費用がかかる工事のことです。

たとえば「電気工事は別途」「外構工事は別途」と記載されている場合、別見積りが必要になります。

「どこまでが見積に含まれていて、どこからが別途なのか」を明確にするのがトラブル防止のカギです。

【「予備費(よびひ)」とは】

予測できない追加費用に備えて設定される金額です。

たとえば、解体工事で「地中に埋まっていた不明な基礎が見つかった」といったケースに対応します。

実際に使わなかった場合は請求されませんが、あらかじめ設定しておくことでスムーズに対応できます。

【「税込」・「税抜」】

「税込」は消費税を含んだ金額、「税抜」は税を含まない金額です。

税抜で表示されている場合、支払う金額は「税抜金額+消費税」となります。

見積書を比較するときには、どちらの表示なのかを必ず確認しましょう。

【「小計」と「総合計」】

「小計」は各項目の合計、「総合計」は全体の合計金額を指します。

途中に「値引き」「諸経費」などが入っている場合、小計と総合計の間で金額が変わることがあります。

支払う最終金額は「総合計(税込)」なので、ここを基準に考えるのが基本です。

【「契約金」「中間金」「残金」】

「契約金」は契約時に支払う着手金、「中間金」は工事途中で支払う分、「残金」は完了後に支払う金額です。

大きな工事では、支払いを3回程度に分けるケースが一般的です。

支払いタイミングが契約書と一致しているかも、必ず確認しましょう。

【「保証期間」や「アフターサービス」】

見積書や契約書の中には、保証やアフターサービスの記載がある場合もあります。

「1年間保証」などと書かれている場合は、工事後に不具合があったときに無償で修理してもらえる期間です。

金額だけでなく、こうしたサポート内容も業者選びの重要な比較ポイントです。

【昭島市、八王子市での解体工事はエコ・クリーン解体(株式会社野島工務店)へ】

今回は、見積書に記載される専門用語について解説いたしました。見積書に書かれている言葉は、一見難しそうに見えますが、意味を知ってしまえばそれほど複雑ではありません。
「一式」「諸経費」「別途工事」といった用語を正しく理解することで、業者の見積もり内容をより正確に比較でき、不要なトラブルを防ぐことができます。金額の安さだけで判断するのではなく、「どんな作業が含まれているのか」「どの費用が別なのか」を意識して確認しましょう。昭島市、八王子市で解体工事をご検討の際は、ぜひ株式会社野島工務店へご相談ください。

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多くの解体会社は拠点から車で片道1時間以上かかる地域まで営業エリアにして施工をしています。ですが、片道で1時間もかかってしまうと、もしも現場で“何かあった時”担当者が現場に向かうのも1時間という長い時間がかかります。また、解体工事の場合基本的に距離が長くなればなるほど、費用は高くなります。トラックが長く走る分だけ費用が上がります。

"もしも"の時、担当者がすぐに駆け付けられる距離というのは安心感がありますよね。

また、施工エリアを拠点の近くに絞ることで、毎日お伺いすることができます。毎日の進捗状況を見て、毎日お客様にお会いすることで、すべてのお客様に安心感をもっていただくことができるのです。

私たちの工事はすべてのお客様に『笑顔』と『安心』を届けることが第一ですので、施工エリアを東京都昭島市・八王子市に絞り、ご対応させていただいております。