昭島市、八王子市周辺で解体工事を請負っている、株式会社野島工務店です。解体工事の見積もりを取ると、業者によって金額の差が大きくて驚くことがあります。中には「他社の半分以下」というような極端に安い見積もりを出してくる業者もいます。一見するとお得に感じますが、安すぎる見積もりには大きなリスクが潜んでいます。今回は、安さだけで業者を選んでしまうとどんなトラブルが起きるのか、注意すべき理由を詳しく解説します。
Contents
- 【1.不法投棄のリスクがある】
- ・安さの裏には処分費の削減がある
- ・発覚すると施主も責任を問われる可能性がある
- 【2.手抜き工事で後々トラブルになる】
- ・地中の基礎や配管を放置されることがある
- ・安全対策が不十分で事故の危険も
- 【3.見積もりに含まれない追加費用が後で発生】
- ・「基本料金」だけを安く見せていることが多い
- ・「予想外の費用が出た」と言われて請求される
- 【4.許可のない無許可業者の可能性】
- ・解体工事には建設業許可や産廃業許可が必要
- ・保険に加入していないケースも多い
- 【5.アスベストの取り扱いがずさん】
- ・アスベスト調査を行わずに工事を始めることがある
- ・処理費用を節約するために不法処理することも
- 【6.近隣トラブルが発生しやすい】
- ・挨拶や説明をしないまま工事を始める業者も
- ・養生シートや散水の省略で迷惑をかける
- 【7.工期が守られない、途中で逃げることもある】
- ・スケジュール通りに進まないことが多い
- ・途中で連絡が取れなくなるケースも
- 【8. 見た目だけきれいにして誤魔化す】
- ・整地を雑に済ませることがある
- ・廃材を埋めて処分費を浮かせるケースも
- 【9. 書面での契約を避ける】
- ・口約束で済ませようとする業者は危険
- ・見積書の内訳が曖昧な業者も危険信号
- 【10. 価格だけで業者を選ばないためのポイント】
- ・相見積もりを取るのが基本
- ・許可証や保険の有無を確認する
- ・口コミや実績を調べる
- 【昭島市、八王子市での解体工事はエコ・クリーン解体(株式会社野島工務店)へ】
【1.不法投棄のリスクがある】
・安さの裏には処分費の削減がある
解体工事では、大量の廃材やコンクリート、金属などが出ます。適切に処分するには産業廃棄物の処理費用がかかりますが、安い業者はそのコストを削減しようとします。結果として、山林や空き地などへの不法投棄が行われるケースがあります。
・発覚すると施主も責任を問われる可能性がある
たとえ業者が勝手に捨てたとしても、発注者が罰則の対象になることがあります。法律では「排出事業者責任」といって、廃棄物の最終処分までの責任は発注者にもあるとされています。不法投棄が発覚すれば、数十万円の罰金を支払うこともあります。
【2.手抜き工事で後々トラブルになる】
・地中の基礎や配管を放置されることがある
解体の基本は、地中の基礎や配管も含めてすべて撤去することです。しかし、安い業者の中には見えない部分を残して作業を終えるところもあります。表面だけきれいに見えても、後から建て替え時に残骸が出てきて、追加費用が発生することも少なくありません。
・安全対策が不十分で事故の危険も
防塵シートや散水設備を省略したり、作業員のヘルメットや安全帯を徹底していなかったりする場合もあります。安全対策を怠ると、瓦礫の飛散や倒壊事故につながり、周囲の家や通行人に被害が出るおそれがあります。
【3.見積もりに含まれない追加費用が後で発生】
・「基本料金」だけを安く見せていることが多い
一見安い見積もりでも、よく見ると「養生費」「廃棄物処分費」「整地費用」などが別途になっている場合があります。工事が始まってから追加請求され、結果的に他社より高くつくこともあります。
・「予想外の費用が出た」と言われて請求される
悪質な業者の場合、契約後に「地中から廃材が出た」「思ったより構造が頑丈だった」と言い訳をして、見積もりより大幅に上乗せ請求してくることもあります。最初から低価格で契約を取ることを目的にしているのです。
【4.許可のない無許可業者の可能性】
・解体工事には建設業許可や産廃業許可が必要
正規の業者は都道府県知事の許可を受けて営業しています。しかし、安すぎる業者の中にはその許可を持たない「無許可業者」がいます。無許可での工事は法律違反であり、事故やトラブルが起きても補償が受けられません。
・保険に加入していないケースも多い
きちんとした業者は「損害賠償保険」などに加入していますが、無許可業者は保険料を節約して未加入であることが多いです。もし近隣の家を壊してしまっても、施主が自腹で修繕費を払うことになりかねません。
【5.アスベストの取り扱いがずさん】
・アスベスト調査を行わずに工事を始めることがある
法律では、解体前にアスベスト(石綿)を含む建材の有無を調べる義務があります。しかし、安い業者の中にはこの調査を省略し、危険なまま解体を進めるケースがあります。粉じんが飛散すると健康被害が出る恐れがあります。
・処理費用を節約するために不法処理することも
アスベストを適切に処分するには高額な費用がかかります。悪質な業者はそれを避けるために、通常の廃材と混ぜて処分するなど違法な方法を取ることがあります。後で発覚すると、行政から厳しい指導や罰則が科せられることもあります。
【6.近隣トラブルが発生しやすい】
・挨拶や説明をしないまま工事を始める業者も
本来、解体工事を始める前には近隣への挨拶や説明を行うのがマナーです。しかし、安い業者は人件費を節約するためにこうした対応を省くことがあります。結果として、騒音・振動・ホコリの苦情が発生しやすくなります。
・養生シートや散水の省略で迷惑をかける
ホコリ対策のための散水や、防音シートの設置を行わない業者もいます。周囲の車や家が汚れたり、洗濯物が台無しになったりして、近隣住民との関係が悪化することがあります。
【7.工期が守られない、途中で逃げることもある】
・スケジュール通りに進まないことが多い
安い業者は人手不足のことが多く、他の現場と掛け持ちしている場合もあります。そのため「今週は行けません」と工事が止まってしまい、予定より大幅に遅れることがあります。
・途中で連絡が取れなくなるケースも
契約金を受け取ったあとに音信不通になるような悪質業者も存在します。特に個人経営や所在地が不明確な業者には注意が必要です。
【8. 見た目だけきれいにして誤魔化す】
・整地を雑に済ませることがある
表面をならして終わりにしてしまい、実際には地中にコンクリートの塊や配管が残っているケースがあります。建て替え時に新しい基礎工事ができず、追加工事が必要になることもあります。
・廃材を埋めて処分費を浮かせるケースも
不法投棄と同様に、廃材をそのまま地中に埋めて隠してしまうことがあります。後々沈下や悪臭の原因になるなど、土地の価値を下げてしまう可能性もあります。
【9. 書面での契約を避ける】
・口約束で済ませようとする業者は危険
正式な契約書を作らず、口頭で金額や内容を決めようとする業者は要注意です。後から「そんな話はしていない」とトラブルになる可能性が高く、法的な証拠も残りません。
・見積書の内訳が曖昧な業者も危険信号
「一式○○万円」としか書かれていない場合、どこまでが含まれているのか分かりません。信頼できる業者は、解体費・廃棄物処分費・養生費などを細かく記載します。
【10. 価格だけで業者を選ばないためのポイント】
・相見積もりを取るのが基本
最低でも3社以上から見積もりを取り、内容を比較することが大切です。金額の差だけでなく、見積書の内訳や説明の丁寧さもチェックしましょう。
・許可証や保険の有無を確認する
「建設業許可」「解体工事業登録」「産業廃棄物収集運搬業許可」などを持っているかどうかを確認しましょう。また、損害賠償保険に加入しているかも重要なポイントです。
・口コミや実績を調べる
インターネットの口コミや自治体の紹介、地域の評判なども参考になります。実際に工事した人の感想を聞くと、対応の良し悪しが分かります。
【昭島市、八王子市での解体工事はエコ・クリーン解体(株式会社野島工務店)へ】
今回は、見積りが安すぎる業者に注意するべき理由について解説いたしました。安い見積もりには、必ずと言っていいほど理由があります。処分費を削っていたり、安全対策を省略していたり、無許可で営業していたりと、見えないリスクが潜んでいます。一時的に費用を抑えられても、後から追加請求やトラブルで結果的に高くつくことも多いです。安心して解体工事を進めるためには、「安さ」ではなく「信頼」を重視して業者を選ぶことが大切です。見積書の内容をよく確認し、わからない点は遠慮せず質問するようにしましょう。信頼できる業者を見極めることで、後悔のない安全な解体工事を実現できます。昭島市、八王子市で解体工事をご検討の際は、ぜひ株式会社野島工務店へご相談ください。

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