昭島市、八王子市周辺で解体工事を請負っている、株式会社野島工務店です。プレハブ建物は、倉庫や作業小屋、仮設住宅、事務所など、さまざまな用途で使われています。軽量で建てやすい反面、老朽化すると安全性が下がるため、一定期間が経てば解体が必要になることもあります。今回は、プレハブの解体費用と解体の手順について解説いたします。業者選びや見積もりのチェックにも役立つ内容なので、ぜひ参考にしてください。
Contents
- 【プレハブ解体の特徴】
- ・構造がシンプルで解体しやすい
- ・再利用できる部材が多い
- ・設置場所によって作業難易度が変わる
- 【プレハブ解体の費用相場】
- ・一般的なプレハブ小屋の解体費用
- ・軽量鉄骨プレハブの場合
- ・木製プレハブの場合
- ・基礎コンクリートの撤去費
- ・運搬、処分費も要チェック
- 【プレハブ解体の手順】
- 1. 現地調査を行う
- 2. 見積もりを作成する
- 3. 電気・ガス・水道などの停止手続き
- 4. 内部の片付け・撤去
- 5. 外部設備の取り外し
- 6. プレハブ本体の解体
- 7. 基礎の撤去(必要な場合)
- 8. 廃材の分別・処分
- 9. 整地・清掃
- 【プレハブ解体の注意点】
- ・アスベストが使われていないか確認する
- ・近隣への配慮を忘れない
- ・撤去範囲を明確にしておく
- ・廃材処分の方法を確認する
- ・相見積もりで適正価格を把握する
- 【昭島市、八王子市での解体工事はエコ・クリーン解体(株式会社野島工務店)へ】
【プレハブ解体の特徴】
・構造がシンプルで解体しやすい
プレハブは鉄骨や軽量鉄骨、木材、パネルなどの部材を組み合わせて作られています。ボルトやビスで固定されている部分が多く、重機を使わなくても解体できるケースもあります。構造が単純なため、木造やRC造に比べて工期も短いのが特徴です。
・再利用できる部材が多い
プレハブは、解体後に部材を再利用できることがあります。特に、仮設事務所やイベント会場などで使われていたタイプは、他の現場に転用できることも。リサイクル可能な部分が多いぶん、処分費用を抑えられる場合もあります。
・設置場所によって作業難易度が変わる
狭い敷地や傾斜地、住宅街などに建っている場合、作業車の出入りが難しくなります。そのため、作業の手間が増えて費用が上がるケースがあります。逆に、空き地や工場敷地内など広い場所にある場合は、作業効率が良く、費用も安く済みやすいです。
【プレハブ解体の費用相場】
・一般的なプレハブ小屋の解体費用
1坪あたりの費用はおおよそ「8,000円〜20,000円」が目安です。プレハブの大きさや構造、基礎の有無によって金額が変わります。たとえば、10坪(約33㎡)の小屋なら、8万〜20万円ほどが一般的な相場です。
・軽量鉄骨プレハブの場合
骨組みが鉄製のため、木製よりも強度が高く、その分だけ解体の手間もかかります。重機を使う必要が出ることもあり、1坪あたり15,000円〜25,000円ほどが目安です。鉄骨部分の撤去や鉄くず処分費が含まれるため、やや高めになります。
・木製プレハブの場合
木造プレハブは比較的安価に解体できます。1坪あたりの費用はおよそ10,000円前後で、軽い素材のため手作業でも解体可能です。古くて腐食が進んでいる場合でも、処分コストが鉄製ほど高くならないのがメリットです。
・基礎コンクリートの撤去費
プレハブを設置するとき、地面にコンクリート基礎を打っている場合があります。この基礎部分を撤去するには追加費用がかかり、1㎡あたり2,000円〜5,000円ほどが目安です。解体後に更地化する予定なら、見積もり時に「基礎撤去込み」で依頼しましょう。
・運搬、処分費も要チェック
プレハブの部材は大きく、運び出しや分別処理が必要です。特に鉄骨やパネル材などの廃棄物は、リサイクル法に基づいて分別する義務があります。運搬費や処分費が別途請求されることもあるので、見積もり書でしっかり確認しましょう。
【プレハブ解体の手順】
1. 現地調査を行う
まず業者が現場を確認します。建物の大きさ、構造、設置環境、周囲の道路状況などを細かくチェックします。これによって、必要な重機や人員、トラックの台数などが決まります。
2. 見積もりを作成する
現地調査の内容をもとに、費用を算出します。内訳には「解体工事費」「基礎撤去費」「廃材処分費」「運搬費」などが含まれます。複数業者に見積もりを取って、料金と内容を比較するのが大切です。
3. 電気・ガス・水道などの停止手続き
プレハブに電気や水道が引き込まれている場合は、事前に停止または撤去の手続きを行います。特にガス管や電線が残っていると危険なので、専門業者による確認が必要です。
4. 内部の片付け・撤去
解体前に、プレハブ内部の荷物や備品をすべて撤去します。棚や机、電化製品などが残っていると、追加の撤去費用が発生することがあります。自分で片付けられる部分は事前に整理しておくと、費用を抑えられます。
5. 外部設備の取り外し
照明器具、エアコン、配管、看板などの外部設備を取り外します。特にエアコンの室外機や電線などは専門的な知識が必要なので、無理に外さず業者に任せましょう。
6. プレハブ本体の解体
ボルトやパネルを順番に外していき、骨組みを分解していきます。軽量な構造のため、クレーンや重機を使わずに解体できることもあります。ただし、2階建てや大型のものは、安全のため重機を使うこともあります。
7. 基礎の撤去(必要な場合)
地面にコンクリート基礎がある場合は、ハツリ機などを使って撤去します。この作業は騒音や振動が出やすいため、近隣への配慮も必要です。
8. 廃材の分別・処分
解体で出た木材、鉄、パネル、断熱材などは、法律に基づいて分別処理されます。鉄材は再利用されることが多く、廃棄物の一部はリサイクル業者に引き取られます。
9. 整地・清掃
すべての撤去が終わったら、土地を平らに整え、周囲を清掃します。これで更地として新しい用途に使える状態になります。整地まで含めて依頼する場合は、見積もり時に「整地費用込み」であるか確認しましょう。
【プレハブ解体の注意点】
・アスベストが使われていないか確認する
古いプレハブには、屋根材や断熱材にアスベスト(石綿)が含まれている場合があります。もし使用されていると、特別な処理が必要で、費用も大きく上がります。工事前に業者に「アスベスト調査」を依頼しておくと安心です。
・近隣への配慮を忘れない
解体時の騒音や振動、ホコリなどが原因でトラブルになることがあります。工事前には近隣住民へ挨拶をしておくとスムーズです。業者によっては、近隣への説明や挨拶を代行してくれるところもあります。
・撤去範囲を明確にしておく
フェンスや倉庫、物置などが敷地内に複数ある場合、「どこまで解体するか」を明確にしておきましょう。後から「この部分は含まれていない」とトラブルになることもあるので、見積書に記載してもらうのが大切です。
・廃材処分の方法を確認する
廃棄物の処理方法は業者によって異なります。すべて処分まで依頼できる場合と、分別した後に自分で処分するケースもあります。環境への配慮や法令遵守の観点から、産業廃棄物収集運搬の許可を持つ業者を選ぶようにしましょう。
・相見積もりで適正価格を把握する
1社だけの見積もりでは、費用の妥当性が分かりません。最低でも2〜3社に見積もりを依頼し、内容と金額を比較するのがベストです。安すぎる業者には、処分を不法投棄しているリスクもあるため注意が必要です。
【昭島市、八王子市での解体工事はエコ・クリーン解体(株式会社野島工務店)へ】
今回は、プレハブの解体にかかる費用や手順について解説いたしました。プレハブの解体は、構造がシンプルな分だけ手間が少なく、比較的短期間で完了します。しかし、設置状況や基礎の有無、素材によって費用は大きく変わります。見積もりの際は「何が含まれているか」を細かく確認し、アスベストの有無や廃材処理方法もチェックすることが大切です。信頼できる業者に依頼すれば、費用を抑えながら安全にスムーズな解体が実現できるでしょう。昭島市、八王子市で解体工事をご検討の際は、ぜひ株式会社野島工務店へご相談ください。

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