昭島市、八王子市周辺で解体工事を請負っている、株式会社野島工務店です。木造住宅を解体するとなると、数十万円から数百万円の費用がかかることがあります。「少しでも安くしたい」と考えるのは当然のことですよね。ただ、安さだけを重視してしまうと、後でトラブルになったり、近隣から苦情が出たりすることもあります。今回は、安全に、かつできるだけ安く、木造住宅を解体するためのポイントについてご紹介いたします。
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【木造住宅の解体費用の相場】
まずは解体工事の相場を把握することが大切です。相場を知らないまま見積もりを取ると、割高な金額を提示されても気づけません。
一般的な木造住宅の解体費用は、1坪あたり3万円〜6万円が目安です。建物の構造や立地、廃材の量によっても費用は変わります。例えば、30坪の家なら90万円〜180万円が相場です。この金額に加えて、アスベスト除去費や残置物処分費が別途かかる場合もあります。
【複数の業者に見積もりを取る】
同じ建物でも、業者によって数十万円の差が出ることは珍しくありません。作業効率の違いや重機の有無、下請けの有無などが影響します。
見積もりは3社以上から取るのがおすすめです。そのうえで、金額だけでなく内容や対応の丁寧さも比較しましょう。
【不用品を自分で処分しておく】
解体費用の中で意外と大きいのが、残置物の処分費用です。家具や家電、衣類などをそのまま残しておくと、業者が処分することになります。この場合、1立方メートルあたり数千円〜1万円程度が追加されることもあります。
粗大ごみ回収やリサイクルショップ、フリマアプリなどを活用して、できる限り自分で処分しておくと大きな節約になるでしょう。
【買取できるものを探す】
解体前の家には、思わぬ「お宝」が眠っていることもあります。
古材、古建具、照明器具、アルミサッシ、給湯器などは、リサイクル業者や建材買取業者が買い取ってくれる場合があります。特に古民家の場合、梁や柱、障子戸、瓦などが高く売れることもあります。専門の業者に相談してみると、数万円〜十数万円のプラスになるケースもあります。
【補助金や助成金を活用する】
自治体によっては、解体費用の一部を補助してくれる制度があります。空き家対策や防災目的で、最大50万円〜100万円程度の補助が受けられることもあります。申請には条件があるため、早めに市区町村のホームページで確認しましょう。
補助金は「着工前に申請」が原則です。申請を忘れて先に工事を始めてしまうと、支給対象外になるので注意が必要です。
【更地にする範囲を見直す】
家を完全に更地にせず、部分的に残すことで費用を抑えられることがあります。
例えば、駐車場やブロック塀、庭石などを残しておくことで、撤去費用を数万円〜数十万円節約できます。次の建築計画がある場合は、業者に「どこまで撤去するか」を明確に伝えましょう。
また、家の基礎を残すと固定資産税が変わる場合があります。税金面も含めて、建築士や不動産会社と相談しながら進めると安心です。
【解体時期を工夫する】
実は、解体のタイミングを変えるだけで費用が安くなることもあります。
繁忙期(3〜4月、9〜10月)は引っ越しや建て替えが重なるため、解体業者も忙しく、料金が高めになる傾向があります。
一方、夏や年末年始の閑散期は割引してくれる業者もあります。余裕を持ってスケジュールを調整できるなら、時期をずらすのも一つの方法です。
【近隣対策を自分で行う】
業者が近隣への挨拶や対応を行う場合、その分の人件費が見積もりに含まれていることがあります。自分で事前に近隣へ挨拶をしておくと、業者の負担が軽くなり、見積もりを安くできる可能性があります。
「○日から解体工事を行います。ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いします」と簡単に伝えるだけでも印象が良く、トラブル防止にもつながります。
【土地の境界を明確にしておく】
境界があいまいなまま工事を進めると、思わぬトラブルで工期が延び、費用が増えることがあります。事前に土地家屋調査士などに依頼して、境界杭を確認しておくと安心です。
隣地との境界でもめると、工事が一時中断されることもあります。境界がはっきりしていれば、業者もスムーズに作業でき、結果的に人件費を抑えることにもつながります。
【信頼できる地元業者を選ぶ】
安さだけを求めて遠方の業者を選ぶと、交通費や出張費で結果的に高くつくこともあります。
地元の業者は現場への移動がスムーズで、見積もりや対応が早いのがメリットです。また、地域の事情にも詳しく、近隣への配慮も行き届いています。
口コミや紹介、地元の建築会社のつながりなどを利用して、信頼できる業者を見つけることが、最終的にコストを抑える一番の近道です。
【不要なオプションを削減する】
見積もりの中には、実は不要な項目が含まれていることもあります。例えば、整地仕上げを「砂利敷き」や「防草シート施工」にすると、数万円の追加費用がかかります。
もしすぐに建て替えを予定しているなら、最低限の整地で十分です。見積もりの明細をよく確認して、不要なオプションは省きましょう。
【工事内容の内訳を確認する】
「一式見積もり」だけの業者には注意が必要です。
内訳がないと、どこにどれだけ費用がかかっているのかがわかりません。明細を出してもらうことで、削れる部分が見えてきます。
特に「運搬費」「処分費」「人件費」などは交渉しやすいポイントです。「この部分は自分で対応できる」と伝えるだけでも、見積もりが下がることがあります。
【昭島市、八王子市での解体工事はエコ・クリーン解体(株式会社野島工務店)へ】
今回は、解体費用を安くするための方法について解説いたしました。木造住宅の解体費用を安くするには、ただ「安い業者を探す」だけでなく、事前準備と工夫が大切です。相見積もりの取得、不要物の処分、補助金の活用など、できることは意外とたくさんあります。また、見積もり内容を理解し、信頼できる業者を選ぶことで、費用だけでなくトラブルのリスクも減らすことができます。焦らず、事前に情報を集めて計画的に進めることが、最終的に「安くて安全な解体工事」への一番の近道となるでしょう。昭島市、八王子市で解体工事をご検討の際は、ぜひ株式会社野島工務店へご相談ください。

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