現場ブログ解体工事のお役立ち情報
2025.10.29更新

解体工事にかかる期間とは

昭島市、八王子市周辺で解体工事を請負っている、株式会社野島工務店です。解体工事には大体どれくらいの日数がかかるか、ご存じでしょうか。工事の規模や立地条件によって期間はさまざまですが、全体の流れや目安を知っておくことで、スケジュールを立てやすくなります。今回は、解体工事にかかる期間の目安や、工期を早めるためのコツなどをご紹介いたします。

【解体工事の全体的な流れと期間の目安】

① 事前調査・見積もり(約1週間〜2週間)

工事を始める前に、現地の状況を調査します。建物の構造、敷地の広さ、周囲の環境などを確認し、どのような方法で解体するかを決めます。この段階では、見積もりの提示や契約内容の確認も行われます。業者選びに時間がかかる場合は、さらに1〜2週間ほど長引くこともあります。

② 近隣への挨拶・届出手続き(約3日〜1週間)

解体工事は騒音や振動が伴うため、トラブル防止のためにも近隣への挨拶が大切です。また、建設リサイクル法の届出など、行政への書類提出が必要なケースもあります.

③ 足場・養生の設置(約1〜3日)

建物を壊す前に、周囲への飛散防止のためのシートや足場を設置します。この作業は安全確保のためにも欠かせません。建物の高さや立地条件によっては、足場設置だけで数日かかることもあります。

④ 建物の内部撤去(約2〜4日)

いきなり外から壊すのではなく、まずは建物の中身を空にします。家具や設備、壁紙、内装材などを取り外していく作業です。リサイクル品の分別も行うため、丁寧に作業を進める必要があります。

⑤ 建物本体の解体(約3〜10日)

重機を使って建物を取り壊していく工程です。木造住宅なら比較的早く終わりますが、鉄骨造やRC造(鉄筋コンクリート)は日数がかかります。また、重機を搬入できない狭い現場では、人力作業が多くなり、さらに時間がかかる場合もあります。

⑥ 廃材の分別・搬出(約2〜5日)

壊した後の木材、鉄、コンクリートなどを分別して運び出します。建設リサイクル法により、再資源化できるものはきちんと分けて処理しなければなりません。廃棄物の量が多い現場ほど、この工程が長引きます。

⑦ 敷地整地・最終確認(約1〜3日)

解体後の土地を平らに整える「整地」作業を行います。重機で土をならし、次に建物を建てる場合にも支障がないように仕上げます。最後に依頼主と業者で仕上がりを確認して工事完了となります。

【建物の構造別にみる工期の目安】

建物の構造によって、解体にかかる期間は大きく変わります。一般的な目安は以下のとおりです。

・木造住宅(2階建て程度)

解体期間の目安は「約1〜2週間」です。木材は比較的壊しやすく、重機を使えばスピーディーに進みます。ただし、住宅街で隣家との距離が近い場合は慎重に作業するため、やや長引くこともあります。

・鉄骨造の建物

目安は「約2〜3週間」。鉄骨は丈夫な分、切断や撤去に時間がかかります。また、ボルトや溶接部分の処理も丁寧に行う必要があるため、手間が増えます。

・鉄筋コンクリート造(RC造)

最も工期が長く、「約3〜4週間」ほどかかることが一般的です。コンクリートを砕く作業や鉄筋の分別処理に時間が必要です。防音や粉じん対策もしっかり行う必要があり、準備にも時間がかかります。

・倉庫、工場など大型建物

工期は「1〜2か月」以上になることもあります。建物の規模が大きく、重機の種類や数も多いため、作業計画を慎重に立てる必要があります。また、アスベストの有無などによっても期間は変動します。

【工期を延ばしてしまう主な原因】

・天候不良による中断

雨や強風の日は、安全のため作業を中止することがあります。特に足場が濡れると危険なので、梅雨や台風シーズンは工期が延びやすいです。

・近隣への配慮による作業制限

住宅街などでは、騒音の時間帯を制限される場合があります。早朝や夜間に作業できないことで、工期が1〜2日ほど伸びることもあります。

・想定外の埋設物や残置物

地中から古い基礎や配管が出てくることもあります。また、建物内に残された不用品の量が多いと、撤去に時間がかかります。

・許可申請や届出の遅れ

建設リサイクル法などの書類手続きが完了していないと、工事を始められません。業者に依頼する際は、手続き状況をこまめに確認しておくことが大切です。

【スムーズに工事を進めるためのコツ】

・信頼できる業者を選ぶ

見積もりの早さや説明の丁寧さは、信頼できる業者を見極めるポイントです。実績や口コミをチェックして、工事中のトラブルを防ぎましょう。

・余裕をもってスケジュールを立てる

天候や予期せぬトラブルで遅れる可能性を考え、少し余裕をもたせるのがおすすめです。特に建て替えを予定している場合は、次の工事と重ならないように注意しましょう。

・近隣とのコミュニケーションを大切にする

事前に「どのくらいの期間かかるか」を説明しておくと、苦情や誤解を防げます。トラブルが起きると工事が中断することもあるため、挨拶や説明は非常に大事です。

・残置物は早めに処分しておく

家の中に荷物が残っていると、撤去作業から始めなければならず時間がかかります。事前に不用品回収などを済ませておくと、スムーズに本作業へ進めます。

【昭島市、八王子市での解体工事はエコ・クリーン解体(株式会社野島工務店)へ】

今回は、解体工事にかかる期間について解説いたしました。解体工事にかかる期間は、建物の構造や規模、立地条件によって大きく変わります。木造住宅なら1〜2週間ほどで終わることが多い一方、鉄筋コンクリート造や大型施設の場合は1か月以上かかることもあります。また、届出や近隣挨拶、天候などもスケジュールに影響します。スムーズに工事を進めるためには、事前準備と業者との連携が何より大切です。昭島市、八王子市で解体工事をご検討の際は、ぜひ株式会社野島工務店へご相談ください。

人気記事RANKING

最新記事RECENT BLOG

SERVICE FLOW

解体の流れ

  1. お問い合わせ

    お問い合わせ

    家屋解体や解体工事のご依頼は、エコ・クリーン解体のお問い合わせフォームや、電話番号からお気軽にご連絡ください。

  2. 現地調査

    現地調査

    エコ・クリーン解体が実際に解体をご希望されている建物へご訪問し、状況をみて実際に用いる解体手法などを確認させていただきます。

  3. お見積提出

    お見積提出

    現地調査で確認した解体をご希望されている現場の状況から、実際解体を行うとどれくらいの解体費用が発生するかを計算し、ご提出させていただきます。

  4. ご契約

    ご契約

    解体費用や解体手法、また解体にかかるお時間などをお客様にご確認いただき、実際に解体を行うかどうかをお客様に判断していただき、ご契約いたします。

  5. 建設リサイクル法の届出

    建設リサイクル法の届出

    建設リサイクル法とは、端的にいうと廃材の適当な処理や再資源化を促すための法律です。解体工事を行う場合必ず必要な届け出となります。エコ・クリーン解体ではこういった手続きもサポートさせていただきます。

  6. 解体工事着工

    解体工事着工

    荒天など不測のトラブルがない限りは解体工期を必ずお守りして解体いたします。 トラブルが起きた場合は直ちにエコ・クリーン解体からご連絡をさせていただきます。

  7. 解体工事完工

    解体工事完工

    エコ・クリーン解体は解体工期にこだわります。無理のない解体計画を組んでいるので、安全第一の解体工期を行いつつ、不測の事態さえなければ解体工期通りに完工致します。

  8. ご確認・引き渡し

    ご確認・引き渡し

    お客様に実際に解体後の現場を確認していただき、ご納得いただければ土地を引き渡し致します。 この時には、エコ・クリーン解体に家屋解体・解体工事を頼んでよかったと思っていただけるでしょう。 

SERVICE AREA

なぜ昭島市・八王子市に絞っているの?

施工エリア
昭島市・八王子市
施工エリアマップ

多くの解体会社は拠点から車で片道1時間以上かかる地域まで営業エリアにして施工をしています。ですが、片道で1時間もかかってしまうと、もしも現場で“何かあった時”担当者が現場に向かうのも1時間という長い時間がかかります。また、解体工事の場合基本的に距離が長くなればなるほど、費用は高くなります。トラックが長く走る分だけ費用が上がります。

"もしも"の時、担当者がすぐに駆け付けられる距離というのは安心感がありますよね。

また、施工エリアを拠点の近くに絞ることで、毎日お伺いすることができます。毎日の進捗状況を見て、毎日お客様にお会いすることで、すべてのお客様に安心感をもっていただくことができるのです。

私たちの工事はすべてのお客様に『笑顔』と『安心』を届けることが第一ですので、施工エリアを東京都昭島市・八王子市に絞り、ご対応させていただいております。