昭島市、八王子市周辺で解体工事を請負っている、株式会社野島工務店です。解体工事には大体どれくらいの日数がかかるか、ご存じでしょうか。工事の規模や立地条件によって期間はさまざまですが、全体の流れや目安を知っておくことで、スケジュールを立てやすくなります。今回は、解体工事にかかる期間の目安や、工期を早めるためのコツなどをご紹介いたします。
Contents
- 【解体工事の全体的な流れと期間の目安】
- ① 事前調査・見積もり(約1週間〜2週間)
- ② 近隣への挨拶・届出手続き(約3日〜1週間)
- ③ 足場・養生の設置(約1〜3日)
- ④ 建物の内部撤去(約2〜4日)
- ⑤ 建物本体の解体(約3〜10日)
- ⑥ 廃材の分別・搬出(約2〜5日)
- ⑦ 敷地整地・最終確認(約1〜3日)
- 【建物の構造別にみる工期の目安】
- ・木造住宅(2階建て程度)
- ・鉄骨造の建物
- ・鉄筋コンクリート造(RC造)
- ・倉庫、工場など大型建物
- 【工期を延ばしてしまう主な原因】
- ・天候不良による中断
- ・近隣への配慮による作業制限
- ・想定外の埋設物や残置物
- ・許可申請や届出の遅れ
- 【スムーズに工事を進めるためのコツ】
- ・信頼できる業者を選ぶ
- ・余裕をもってスケジュールを立てる
- ・近隣とのコミュニケーションを大切にする
- ・残置物は早めに処分しておく
- 【昭島市、八王子市での解体工事はエコ・クリーン解体(株式会社野島工務店)へ】
【解体工事の全体的な流れと期間の目安】
① 事前調査・見積もり(約1週間〜2週間)
工事を始める前に、現地の状況を調査します。建物の構造、敷地の広さ、周囲の環境などを確認し、どのような方法で解体するかを決めます。この段階では、見積もりの提示や契約内容の確認も行われます。業者選びに時間がかかる場合は、さらに1〜2週間ほど長引くこともあります。
② 近隣への挨拶・届出手続き(約3日〜1週間)
解体工事は騒音や振動が伴うため、トラブル防止のためにも近隣への挨拶が大切です。また、建設リサイクル法の届出など、行政への書類提出が必要なケースもあります.
③ 足場・養生の設置(約1〜3日)
建物を壊す前に、周囲への飛散防止のためのシートや足場を設置します。この作業は安全確保のためにも欠かせません。建物の高さや立地条件によっては、足場設置だけで数日かかることもあります。
④ 建物の内部撤去(約2〜4日)
いきなり外から壊すのではなく、まずは建物の中身を空にします。家具や設備、壁紙、内装材などを取り外していく作業です。リサイクル品の分別も行うため、丁寧に作業を進める必要があります。
⑤ 建物本体の解体(約3〜10日)
重機を使って建物を取り壊していく工程です。木造住宅なら比較的早く終わりますが、鉄骨造やRC造(鉄筋コンクリート)は日数がかかります。また、重機を搬入できない狭い現場では、人力作業が多くなり、さらに時間がかかる場合もあります。
⑥ 廃材の分別・搬出(約2〜5日)
壊した後の木材、鉄、コンクリートなどを分別して運び出します。建設リサイクル法により、再資源化できるものはきちんと分けて処理しなければなりません。廃棄物の量が多い現場ほど、この工程が長引きます。
⑦ 敷地整地・最終確認(約1〜3日)
解体後の土地を平らに整える「整地」作業を行います。重機で土をならし、次に建物を建てる場合にも支障がないように仕上げます。最後に依頼主と業者で仕上がりを確認して工事完了となります。
【建物の構造別にみる工期の目安】
建物の構造によって、解体にかかる期間は大きく変わります。一般的な目安は以下のとおりです。
・木造住宅(2階建て程度)
解体期間の目安は「約1〜2週間」です。木材は比較的壊しやすく、重機を使えばスピーディーに進みます。ただし、住宅街で隣家との距離が近い場合は慎重に作業するため、やや長引くこともあります。
・鉄骨造の建物
目安は「約2〜3週間」。鉄骨は丈夫な分、切断や撤去に時間がかかります。また、ボルトや溶接部分の処理も丁寧に行う必要があるため、手間が増えます。
・鉄筋コンクリート造(RC造)
最も工期が長く、「約3〜4週間」ほどかかることが一般的です。コンクリートを砕く作業や鉄筋の分別処理に時間が必要です。防音や粉じん対策もしっかり行う必要があり、準備にも時間がかかります。
・倉庫、工場など大型建物
工期は「1〜2か月」以上になることもあります。建物の規模が大きく、重機の種類や数も多いため、作業計画を慎重に立てる必要があります。また、アスベストの有無などによっても期間は変動します。
【工期を延ばしてしまう主な原因】
・天候不良による中断
雨や強風の日は、安全のため作業を中止することがあります。特に足場が濡れると危険なので、梅雨や台風シーズンは工期が延びやすいです。
・近隣への配慮による作業制限
住宅街などでは、騒音の時間帯を制限される場合があります。早朝や夜間に作業できないことで、工期が1〜2日ほど伸びることもあります。
・想定外の埋設物や残置物
地中から古い基礎や配管が出てくることもあります。また、建物内に残された不用品の量が多いと、撤去に時間がかかります。
・許可申請や届出の遅れ
建設リサイクル法などの書類手続きが完了していないと、工事を始められません。業者に依頼する際は、手続き状況をこまめに確認しておくことが大切です。
【スムーズに工事を進めるためのコツ】
・信頼できる業者を選ぶ
見積もりの早さや説明の丁寧さは、信頼できる業者を見極めるポイントです。実績や口コミをチェックして、工事中のトラブルを防ぎましょう。
・余裕をもってスケジュールを立てる
天候や予期せぬトラブルで遅れる可能性を考え、少し余裕をもたせるのがおすすめです。特に建て替えを予定している場合は、次の工事と重ならないように注意しましょう。
・近隣とのコミュニケーションを大切にする
事前に「どのくらいの期間かかるか」を説明しておくと、苦情や誤解を防げます。トラブルが起きると工事が中断することもあるため、挨拶や説明は非常に大事です。
・残置物は早めに処分しておく
家の中に荷物が残っていると、撤去作業から始めなければならず時間がかかります。事前に不用品回収などを済ませておくと、スムーズに本作業へ進めます。
【昭島市、八王子市での解体工事はエコ・クリーン解体(株式会社野島工務店)へ】
今回は、解体工事にかかる期間について解説いたしました。解体工事にかかる期間は、建物の構造や規模、立地条件によって大きく変わります。木造住宅なら1〜2週間ほどで終わることが多い一方、鉄筋コンクリート造や大型施設の場合は1か月以上かかることもあります。また、届出や近隣挨拶、天候などもスケジュールに影響します。スムーズに工事を進めるためには、事前準備と業者との連携が何より大切です。昭島市、八王子市で解体工事をご検討の際は、ぜひ株式会社野島工務店へご相談ください。

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