昭島市、八王子市周辺で解体工事を請負っている、株式会社野島工務店です。建物を新しく建て替えたり、空き家を処分したりするときに解体工事を行うことになりますが、いざ依頼しようとしても「どんな流れなのか」「費用はいくらかかるのか」「どんな準備が必要なのか」など、わからないことが多い方が多いと思います。今回は、これから解体工事を検討する方のために、基本的な知識をまとめました。
Contents
- 【解体工事とは?】
- ・建物を安全に壊す専門工事
- ・専門資格が必要
- 【解体工事が必要になる主なケース】
- ・老朽化した建物を撤去するとき
- ・土地を売却するとき
- ・災害や事故で損傷した建物
- ・リフォームや店舗改装時
- 【解体工事の流れ】
- ① 現地調査と見積もり依頼
- ② 近隣への挨拶・説明
- ③ ライフラインの停止手続き
- ④ 養生(ようじょう)作業
- ⑤ 建物の解体作業
- ⑥ 廃材の分別・搬出
- ⑦ 整地(せいち)・完了確認
- 【解体費用の目安】
- ・木造住宅の場合:1坪あたり3〜5万円ほど
- ・軽量鉄骨造の場合:1坪あたり4〜6万円ほど
- ・RC(鉄筋コンクリート)造の場合:1坪あたり6〜9万円ほど
- ・内装解体・部分解体の場合:10〜100万円前後
- 【費用を抑えるコツ】
- ・複数業者に見積もりを取る
- ・自分で残置物を片付けておく
- ・補助金、助成金を活用する
- ・信頼できる業者を選ぶ
- 【注意すべきポイント】
- ・不法投棄をする業者に注意
- ・近隣トラブルを防ぐための配慮
- ・追加費用の発生リスク
- ・安全管理の徹底
- 【解体工事後にやるべきこと】
- ・滅失登記の申請
- ・土地活用の準備
- ・領収書やマニフェストの保管
- 【昭島市、八王子市での解体工事はエコ・クリーン解体(株式会社野島工務店)へ】
【解体工事とは?】
「解体工事」とは、住宅や建物を取り壊し、更地(空き地)の状態に戻す工事のことを指します。古くなった建物の建て替えや、空き家の処分、土地の売却前など、さまざまな目的で行われます。
・建物を安全に壊す専門工事
建物を壊すだけでなく、廃材をきちんと分別・処理し、環境に配慮して作業を行います。単に「壊す作業」ではなく、法律や安全ルールに基づいた専門的な工事です。
・専門資格が必要
解体業者は「建設業許可」や「解体工事業登録」など、国や自治体の許可を得て営業しています。許可がない業者に依頼すると、廃棄物の不法投棄やトラブルにつながる危険があります。
【解体工事が必要になる主なケース】
解体工事が行われるのは、住宅の建て替え以外にもさまざまな場面があります。
・老朽化した建物を撤去するとき
築年数が古く、地震や風で倒壊する恐れがある場合は、安全のために解体します。放置しておくと「特定空家」として行政指導を受けることもあります。
・土地を売却するとき
建物が残ったままだと売れにくい土地もあります。更地にすることで、買い手が見つかりやすくなるケースがあります。
・災害や事故で損傷した建物
火災や地震で損壊した建物は、修復よりも解体した方が費用を抑えられる場合があります。
・リフォームや店舗改装時
内装だけを撤去する「内装解体」や、部分的に壊す「部分解体」も広い意味で解体工事に含まれます。
【解体工事の流れ】
一般的な住宅解体の流れは、次のようになります。
① 現地調査と見積もり依頼
業者が現地を確認し、建物の構造や敷地の広さ、廃材の量などをチェックします。その結果をもとに、見積書が作成されます。
※複数業者に見積もりをとる「相見積もり」をおすすめします。
② 近隣への挨拶・説明
騒音や振動が発生するため、工事前には必ず近隣住民への挨拶を行います。信頼できる業者は、挨拶文書や粗品を用意して対応してくれます。
③ ライフラインの停止手続き
ガス・水道・電気などを停止し、安全に作業できるようにします。これを怠ると、感電やガス漏れなどの事故につながる恐れがあります。
④ 養生(ようじょう)作業
粉塵や破片が飛び散らないように、建物をシートで囲みます。養生は近隣への配慮としても非常に重要な工程です。
⑤ 建物の解体作業
重機や人の手で建物を壊していきます。木造なら手壊しと重機併用、鉄骨やRC造なら大型重機を使用するのが一般的です。
⑥ 廃材の分別・搬出
木材、金属、コンクリートなどを種類ごとに分けて処理場へ運びます。これを怠ると法律違反になるため、業者選びの大きなポイントです。
⑦ 整地(せいち)・完了確認
解体後の土地を平らに整え、次の利用(建築や売却)に備えます。依頼者も現地を確認し、契約どおり完了しているかチェックします。
【解体費用の目安】
・木造住宅の場合:1坪あたり3〜5万円ほど
比較的安価ですが、敷地が狭いと重機が入らず、人力作業が増えるため高くなることもあります。
・軽量鉄骨造の場合:1坪あたり4〜6万円ほど
金属部分の切断や処分費がかかるため、木造よりやや高くなります。
・RC(鉄筋コンクリート)造の場合:1坪あたり6〜9万円ほど
コンクリートを砕く重機が必要で、処分費用も高額です。解体期間も長くなります。
・内装解体・部分解体の場合:10〜100万円前後
店舗やマンションの原状回復では、内装材の種類や撤去範囲によって費用が変動します。
【費用を抑えるコツ】
解体工事は数十万円〜数百万円と高額になるため、少しでも費用を抑えたいところです。以下のポイントを意識すると無駄を減らせるでしょう。
・複数業者に見積もりを取る
業者によって費用差が大きいため、3社以上の比較が理想です。内容が不明確な見積もりには注意しましょう。
・自分で残置物を片付けておく
家具や家電が残ったままだと処分費が上乗せされます。事前にリサイクルショップや粗大ごみで処分しておくとコスト削減につながります。
・補助金、助成金を活用する
各自治体では、空き家解体に対する補助制度があります。最大で数十万円の補助を受けられることもあるため、事前確認が大切です。
・信頼できる業者を選ぶ
不透明な請求や追加費用を避けるためにも、契約前に「解体業登録」や「建設業許可」の有無を確認しましょう。
【注意すべきポイント】
解体工事には、トラブルの原因になる要素もあります。特に次の点には注意しましょう。
・不法投棄をする業者に注意
廃材を不法に捨てると、依頼者にも罰則が及ぶ可能性があります。マニフェスト(廃棄物管理票)を発行してくれる業者を選びましょう。
・近隣トラブルを防ぐための配慮
騒音・振動・粉塵などは避けられませんが、事前の説明や丁寧な対応でトラブルを防げます。挨拶を怠る業者は要注意です。
・追加費用の発生リスク
地中から廃材やコンクリートが出てくると、追加費用がかかることがあります。契約前に「追加費用の扱い」を確認しておきましょう。
・安全管理の徹底
重機を使う現場では事故の危険があります。保険に加入しているか、安全教育を実施しているかを確認しておくと安心です。
【解体工事後にやるべきこと】
工事が終わったら、次の手続きを忘れずに行いましょう。
・滅失登記の申請
建物を解体したら、1か月以内に法務局で「建物滅失登記」を行う必要があります。これを怠ると、固定資産税が誤って課税される場合があります。
・土地活用の準備
更地になったら、駐車場や売却、建て替えなど、次の活用計画を立てましょう。整地状態を確認しておくことも大切です。
・領収書やマニフェストの保管
補助金申請や税務申告に必要な場合があるため、すぐに捨てずに保管しておきましょう。
【昭島市、八王子市での解体工事はエコ・クリーン解体(株式会社野島工務店)へ】
今回は、解体工事の基礎知識について解説いたしました。解体工事は、「建物を壊すだけの作業」ではなく、安全管理・環境配慮・近隣対策など、多くの要素が関わる重要な工事です。現地調査から整地までの流れを把握しておいたり、費用や補助金を調べておいたりといった事前の準備を入念にしておくことで、スムーズな解体工事を進められるでしょう。解体工事は滅多に経験しないことで、手順が分からず焦ってしまう方が多いと思いますが、ぜひ今回の内容を参考にしていただき、安全に工事を進めてください。昭島市、八王子市で解体工事をご検討の際は、ぜひ株式会社野島工務店へご相談ください。

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