昭島市、八王子市周辺で解体工事を請負っている、株式会社野島工務店です。撤去作業には思いがけない「危険物」が潜んでいることが多く、しっかりと注意しないと事故や健康被害につながることがあります。危険物は一見すると普通のものに見えることも多く、作業を進めながら「あれ、これは危ないのでは?」と気づくケースも少なくありません。今回は、撤去作業でよく問題になる危険物や、その対応方法、そして注意すべきポイントについてわかりやすくまとめていきます。
Contents
- 【危険物が潜んでいる可能性がある場所】
- ・古い建物の壁や天井
- ・倉庫や物置の中
- ・床下や屋根裏
- 【撤去作業でよく出てくる危険物の例】
- ・アスベスト(石綿)
- ・ガスボンベやスプレー缶
- ・ペンキやシンナー
- ・バッテリーや蓄電池
- ・農薬や薬品
- 【危険物を見つけたときの対応】
- ・すぐに処分しない
- ・自治体や専門業者に相談する
- ・保管場所を安全に確保する
- 【危険物を放置すると起こり得るトラブル】
- ・火災や爆発
- ・健康被害
- ・環境汚染
- 【作業者が気をつけるべきこと】
- ・防護具を着用する
- ・一人で判断しない
- ・火気厳禁を徹底する
- 【危険物を事前に確認する工夫】
- ・撤去前の調査を行う
- ・住人や所有者に聞き取りをする
- ・作業範囲を小分けにして進める
- 【危険物への対応を怠るとどうなるか】
- ・作業の中断や延期
- ・近隣からの苦情
- ・法的な問題
- 【昭島市、八王子市での解体工事はエコ・クリーン解体(株式会社野島工務店)へ】
【危険物が潜んでいる可能性がある場所】
・古い建物の壁や天井
昔の建材にはアスベストなどの有害物質が含まれている場合があります。外見からは分かりにくいため、専門家による調査が欠かせません。
・倉庫や物置の中
長年放置されていたスプレー缶やペンキ、農薬などがそのまま残っていることがあります。中身が劣化してガス漏れや発火の危険を伴うこともあります。
・床下や屋根裏
見えない場所に古い断熱材や配線が残っており、思わぬ有害物質や火災リスクにつながることがあります。撤去の際は慎重な確認が必要です。
【撤去作業でよく出てくる危険物の例】
・アスベスト(石綿)
古い建物の壁材や天井材、断熱材などに使われていることがあります。吸い込むと健康に大きな被害を及ぼすため、専門業者による適切な処理が必須です。
・ガスボンベやスプレー缶
中身が残ったまま処分すると爆発の恐れがあります。穴を開けたり潰したりすると危険なので、自治体のルールに従って処理する必要があります。
・ペンキやシンナー
引火性が高く、密閉空間で扱うと有害な蒸気を吸い込む危険もあります。残量がある場合はそのまま放置せず、専門の回収ルートに渡すのが安心です。
・バッテリーや蓄電池
車やバイク用のバッテリーが残っていることがあります。液漏れによる腐食や発火のリスクがあるため、むやみに触らないようにしましょう。
・農薬や薬品
古い容器に入ったままの農薬や薬品は、中身が変質して強い毒性を持っていることがあります。皮膚に触れるだけで危険な場合もあるので注意が必要です。
【危険物を見つけたときの対応】
・すぐに処分しない
その場で判断して処分しようとすると危険です。種類によって処理方法が異なるため、まずは確認が大切です。
・自治体や専門業者に相談する
危険物ごとに処分方法が定められている場合が多いです。わからない場合は自治体の窓口や専門業者に相談すれば安心です。
・保管場所を安全に確保する
処理まで時間がかかるときは、火気を避けた換気の良い場所に一時保管します。適当に置いておくと事故の原因になるので気をつけましょう。
【危険物を放置すると起こり得るトラブル】
・火災や爆発
ガスボンベやスプレー缶は、直射日光に当たるだけで爆発することがあります。撤去作業中に火花が飛ぶと大事故になることもあります。
・健康被害
アスベストや薬品を不用意に扱うと、吸引や皮膚接触による健康リスクが生じます。短時間でも大きな影響を受ける可能性があります。
・環境汚染
危険物を不適切に処理すると、土壌や水質に影響を与えることがあります。地域全体に迷惑をかけることになるため、ルールを守った処分が必須です。
【作業者が気をつけるべきこと】
・防護具を着用する
手袋、マスク、保護メガネなどを必ず身につけましょう。特に粉じんや薬品の取り扱い時には欠かせません。
・一人で判断しない
危険物を見つけたときは仲間や上司に相談し、必ず複数人で対応を検討しましょう。誤った判断が事故につながります。
・火気厳禁を徹底する
作業現場ではタバコや火を絶対に使用してはいけません。ちょっとした油断が大きな事故につながります。
【危険物を事前に確認する工夫】
・撤去前の調査を行う
建物の図面や過去の使用状況を確認して、危険物が使われていそうな箇所を把握しておきます。専門の調査を依頼するのも有効です。
・住人や所有者に聞き取りをする
「昔ここに農薬を置いていた」「屋根裏に古い缶がある」など、住人や関係者しか知らない情報が役立つこともあります。
・作業範囲を小分けにして進める
一度に大規模に壊すのではなく、部分ごとに進めて確認していくと、危険物を発見した際にも対応しやすくなります。
【危険物への対応を怠るとどうなるか】
・作業の中断や延期
危険物を見つけた後に適切な対応ができないと、作業を止めざるを得なくなります。結果的に工期が大幅に伸びてしまいます。
・近隣からの苦情
危険物による臭いや煙が広がると、近所の方々に迷惑がかかり、強い苦情につながります。信頼を失えば今後の作業にも影響します。
・法的な問題
危険物を不適切に処分すると法律違反となる場合があります。最悪の場合、罰則や責任追及を受けることにもなりかねません。
【昭島市、八王子市での解体工事はエコ・クリーン解体(株式会社野島工務店)へ】
撤去作業における危険物は、目に見えにくいものも多く、ちょっとした油断で大きな事故につながります。古い建物や物置、床下や屋根裏などには、思わぬ危険物が潜んでいる可能性が高いです。万が一見つけたときは無理に処分せず、専門業者や自治体に相談しましょう。撤去作業はスピードだけでなく「安全第一」が最も大事です。危険物を軽く見ず、きちんとした対応を心がけることで、事故を防ぎ、周囲の人々にも安心を届けることができます。昭島市、八王子市で解体工事をご検討の際は、ぜひ株式会社野島工務店へご相談ください。