昭島市、八王子市周辺で解体工事を請負っている、株式会社野島工務店です。引っ越しやリフォーム、あるいはオフィス移転や店舗閉鎖など、暮らしや事業の環境が変化する際には、必ずといっていいほど家具の撤去という作業が発生します。大きな家具はそのまま新しい場所に持っていくこともできますが、サイズや用途が合わなくなったり、古くなって買い替えを検討したりする場合には、撤去と処分を避けて通ることはできません。今回は家具の撤去における具体的な方法、注意点などについて詳しく見ていきます。
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【家具撤去が必要になる場面】
家具の撤去は、人生のさまざまな節目で必要となります。もっとも身近なのは引っ越しです。新居の間取りや雰囲気に合わせるために、古い家具を処分して新しい家具を購入する人は多くいます。また、結婚や出産などライフスタイルの変化によって家具の数やサイズが合わなくなることもあります。
高齢化に伴う実家の片付けや、親族の遺品整理でも家具撤去は大きなテーマとなります。長年使用された家具はサイズも重量もあるため、家族だけで処分するのは容易ではありません。さらにオフィスや店舗でも、移転や閉鎖、リニューアルの際には大量の家具を撤去する必要が生じます。机や椅子、キャビネット、棚、カウンター、ショーケースなどが一度に処分対象となるため、規模が大きくなるほど専門業者の力を借りることが欠かせません。
【家具撤去の難しさ】
多くの家具は木材や金属、ガラス、布など複数の素材が組み合わさって作られており、分解が必要になる場合があります。特にベッドフレームや大型の収納棚、食器棚は分解しなければ運び出せないこともあります。
また、サイズの問題もあります。アパートやマンションでは、廊下や階段の幅、エレベーターの大きさによりそのまま搬出できないことが少なくありません。解体や分解を行いながら運び出す作業には、経験と工具が必要です。
さらに重量も大きな障害です。ソファやテーブル、書棚などは一人で持ち運ぶのが困難であり、無理に作業すると怪我や建物の損傷につながる恐れがあります。自力での運搬が困難だと感じた場合は、怪我をする前に専門業者に依頼することをおすすめします。
【家具を処分する方法】
家具撤去後の処分方法には次のような選択肢があります。
・自治体の粗大ゴミ回収を利用
この方法はもっとも一般的で費用も安く抑えられますが、事前に予約が必要で、回収日や品目が限定される場合が多いです。また一度に大量の家具を処分することは難しいため、引っ越しや事業所の閉鎖といった大規模な撤去には対応しきれません。
・リユースやリサイクルに回す
状態の良い家具であれば、リサイクルショップや中古家具店に買い取ってもらえる可能性があります。最近ではフリマアプリやインターネットオークションを通じて個人間で売買されることも増えています。家具のデザインやブランドによっては高値で取引されることもあり、処分費用をかけるどころか収入につながることもあります。
・産業廃棄物として処理
壊れている、古くて再利用が難しいといった家具については、産業廃棄物として処理する必要がある場合もあります。オフィスや店舗で使われていた家具は特に量が多く、自治体のルートでは対応できないため、産廃処理の許可を持つ業者に依頼することが一般的です。
【専門業者に依頼するメリット】
家具撤去を専門業者に依頼するメリットは多岐にわたります。まず、搬出から処分までを一括して任せられるため、利用者は大きな手間をかけずに済みます。業者は適切な人員と車両を用意し、建物を傷つけないように慎重に運び出す技術を持っています。
また、自治体のルールに従った処理やリサイクルの仕分けを行ってくれるため、不法投棄や違法処理といったリスクを避けることができます。マニフェスト(産業廃棄物管理票)の発行など、法的に必要な手続きも代行してくれるため安心です。
さらに、大量の家具を短時間で撤去できるのも大きな利点です。オフィスや店舗の閉鎖では期限までに現場を明け渡さなければならないケースが多いため、スピード感を持って対応できる専門業者の存在が重宝されます。
【費用の目安】
家具撤去の費用は、家具の種類や量、搬出条件によって大きく変わります。たとえば一般家庭でタンスやソファを1点処分する場合、自治体に依頼すれば数百円から数千円程度で済みます。しかし、業者に依頼する場合は運搬費や人件費が加わり、数千円から1万円前後になることもあります。
オフィスや店舗の大規模撤去では、トラック1台単位で費用が発生し、数万円から数十万円に及ぶこともあります。ただしリサイクル可能な家具が多い場合、買い取りによって費用を抑えられることもあります。見積もりを複数社に依頼し、内訳を比較することが重要です。
【自分でできる準備】
家具撤去をスムーズに進めるためには、事前の準備が欠かせません。まずは不要なものと必要なものを仕分けし、処分対象を明確にしておくことが大切です。引き出しの中身や棚の荷物をあらかじめ取り出しておくことで、当日の作業が格段に効率的になります。
また、家具を分解できるものは事前に解体しておくと搬出が容易になります。六角レンチやドライバーなどの工具を用意しておけば、ベッドフレームや組み立て式の棚などは比較的簡単に分解可能です。ただし無理に解体すると部品が飛び散ったり怪我をしたりする危険もあるため、自信がない場合は業者に任せる方が安全です。
【昭島市、八王子市での解体工事はエコ・クリーン解体(株式会社野島工務店)へ】
今回は、家具の撤去について解説いたしました。家具の撤去は、サイズや重量、法的な取り扱いといった点から、自力で全て行うには難易度が高い作業です。特に2階からの家具の搬出は危険を伴いますので、少しでも不安を感じたら無理をせず専門業者に依頼するようにしましょう。また、処分の際は正しい分別方法を遵守し、環境への配慮を意識することも大切です。昭島市、八王子市で解体工事をご検討の際は、ぜひ株式会社野島工務店へご相談ください。