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2025.09.13更新

ポストの撤去について

昭島市、八王子市周辺で解体工事を請負っている、株式会社野島工務店です。郵便物を受け取るために設置されているポストですが、建物の改修や引っ越し、デザインの変更、防犯対策などをきっかけに「撤去したい」と考える方は少なくありません。しかし、ポストは設置されている場所や素材、施工方法によって撤去の難易度や費用が大きく変わります。今回は、ポストの撤去に関する基礎知識から、具体的な手順、費用相場、注意点まで詳しく解説します。

【ポスト撤去を検討するのはどんな時か】

ポストの撤去を考える背景にはさまざまな事情があります。代表的な理由を挙げると以下の通りです。

・老朽化や破損

長年の使用で錆びついたり、扉が閉まらなくなったりしたポストは、防犯面でも見た目でも問題が生じます。修理よりも撤去や交換を選んだ方が適切なケースもあります。

・建物や外構のリフォーム

門柱を撤去する際や、外壁の張り替え工事で、埋め込み型ポストを外す必要が出てくる場合があります。

・防犯対策

古いポストは盗難や不法投函のリスクが高まります。セキュリティ強化のために一度撤去して新しいタイプに交換することもあります。

・使わなくなったため

集合住宅に住み替えた際や、宅配ボックスの設置で郵便受けの役割を失ったとき、不要になったポストを取り外す選択をする方もいます。

【ポストの種類によって撤去方法は変わる】

撤去の難易度は、設置されているポストの種類によって異なります。主なタイプを確認しておきましょう。

・独立型(スタンド式)ポスト

地面に支柱を立てて設置するタイプ。固定はコンクリート基礎で行われることが多く、撤去時は掘削や基礎壊しが必要になります。

・門柱一体型ポスト

外構の門柱に埋め込まれているポスト。撤去するには門柱の解体が伴うことが多く、作業が大掛かりになる傾向があります。

・壁付け型ポスト

外壁に直接取り付けられたタイプ。ビス止めであれば比較的簡単に外せますが、壁埋め込み型は外壁補修が必要です。

・集合住宅用ポスト

アパートやマンションのエントランスに設置されているもの。個別での撤去は困難であり、管理組合やオーナーの承諾が必要となる場合がほとんどです。

【自力で撤去できるか、業者に依頼すべきか?】

自分で撤去できるケースは、以下のとおりです。
・壁付けタイプで、ネジやビスを外すだけで取り外せるもの。
・小型で重量が軽く、補修が最小限で済む場合。

必要な道具はドライバーやレンチ程度で済むことが多いでしょう。ただし、外した後の壁に穴が残るので、防水処理やパテ埋めを行う必要があります。

一方で、業者に依頼した方がよいケースは以下のとおりです。
・コンクリート基礎に埋め込まれている独立型ポスト。
・門柱や外壁に一体化しているタイプ。
・重量がある金属製や大型のポスト。
・解体後に外構工事や左官補修が必要になるケース。

DIYで無理に作業すると、基礎や壁を傷つけ、余計な修繕費用が発生することもあるため注意が必要です。

【ポスト撤去の手順】

実際の撤去作業の流れを一般的な例として紹介します。

・現状確認

設置方法や周囲の構造物を確認します。基礎があるか、壁に埋め込まれているかなどをチェックします。

・道具の準備

ドライバー、スパナ、ハンマー、バール、ディスクグラインダーなど、ポストの構造に応じた道具を揃えます。

・固定部分の解体

ビスを外す、モルタルを削るなどして固定を解除します。独立型は基礎を壊す必要があるため、電動工具を使う場合もあります。

・ポスト本体の取り外し

安全に気を付けながら、本体を撤去します。重量がある場合は二人以上で作業するのが安全です。

・跡地の処理

穴や傷を補修します。モルタルで埋め戻す、外壁を塗り直すなどの工程が必要になる場合もあります。

・廃材処分

金属部分は不燃ごみや金属回収に出し、コンクリートガラは産廃扱いになることがあります。

【ポスト撤去にかかる費用相場】

費用は種類や撤去方法によって大きく異なります。おおまかな目安としては以下の通りです。

・壁付け簡易型 … 5,000〜10,000円程度
・独立型(基礎あり) … 10,000〜30,000円程度
・門柱一体型 … 20,000〜50,000円以上(門柱解体費を含む)
・外壁埋め込み型 … 30,000円前後〜補修費用別途

業者によっては外構工事の一部としてセット料金を提示してくれる場合もあります。複数社に見積もりを依頼すると安心です。

【撤去時の注意点】

・自治体のごみ分別ルールを確認

金属やコンクリートは粗大ごみや産業廃棄物扱いになる場合があるため、事前に確認しましょう。

・外壁や基礎の補修費用を見込む

撤去後に穴が残ることが多いため、補修まで含めて予算を立てることが重要です。

・防犯上の隙を作らない

ポスト撤去後に郵便物を受け取る手段を確保していないと、配達が止まってしまう可能性があります。新しいポストや宅配ボックスの設置と同時に行うのがおすすめです。

・共有部分は勝手に撤去できない

マンションや長屋などの集合住宅では、共用ポストは所有者全体のもの。勝手に撤去するとトラブルになるため必ず管理者に相談しましょう。

【撤去後の代替手段】

ポストを撤去する場合、その後の郵便物の受け取り方法を考えておく必要があります。

・新しいポストを設置

壁掛け式やセキュリティ機能付きのものに変更する。

・宅配ボックスを導入

ネット通販の普及で需要が高まっています。郵便ポストと兼用できる製品もあります。

・郵便局留めを利用

一時的にポストを使わない場合、郵便局留めで受け取る方法もあります。

【昭島市、八王子市での解体工事はエコ・クリーン解体(株式会社野島工務店)へ】

今回は、ポストの撤去が必要になるケースや、自力で撤去できる場合、業者へ依頼した方が良い場合などについて解説いたしました。ただポストを撤去するだけと思われがちですが、設置方法や周囲の構造によって手間も費用も大きく変わります。DIYで可能なケースもありますが、多くの場合は業者に依頼した方が安全かつ確実です。撤去後の補修や新しいポストの設置計画も含めて準備することで、スムーズに作業を進められるでしょう。昭島市、八王子市で解体工事をご検討の際は、ぜひ株式会社野島工務店へご相談ください。

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