昭島市、八王子市周辺で解体工事を請負っている、株式会社野島工務店です。家庭やオフィスで使われるエアコンの中でも、撤去作業において特に重要なのが「室外機」です。室内機と比べて重量があり、設置場所もベランダ・屋根・壁面など多様であるため、撤去作業には専門的な知識と安全対策が欠かせません。今回は、室外機の撤去を検討している方に向けて、撤去が必要となる理由や作業の流れ、費用の目安、業者選びのポイントなどを詳しく解説していきます。
Contents
- 1. 室外機の撤去が必要になる主なケース
- ・エアコンの買い替え時
- ・建物の解体やリフォーム
- ・故障や老朽化
- ・移設や引っ越し
- 2. 室外機撤去の基本的な流れ
- ・ポンプダウン作業
- ・配管、電源コードの取り外し
- ・固定金具やボルトの取り外し
- ・室外機の搬出
- ・撤去後の処分
- 3. 室外機撤去にかかる費用相場
- 4. 自分で撤去するのは可能?
- ・冷媒ガスの処理ができない
- ・重量物の取り扱いリスク
- ・配管や壁の損傷
- 5. 業者に依頼する際の注意点
- ・料金の明確さ
- ・家電リサイクル法に対応しているか
- ・作業員の対応力
- ・口コミや実績
- 6. 室外機撤去後に気をつけたいポイント
- ・設置跡の処理
- ・配管穴の塞ぎ
- ・新しいエアコンの設置準備
- 【昭島市、八王子市での解体工事はエコ・クリーン解体(株式会社野島工務店)へ】
1. 室外機の撤去が必要になる主なケース
室外機はエアコンの心臓部ともいえる重要な装置で、冷媒ガスを循環させる役割を担っています。しかし、長年の使用や建物の状況の変化によって撤去を余儀なくされるケースがあります。室外機の撤去が必要になる主なケースは、以下のとおりです。
・エアコンの買い替え時
新しいエアコンを導入する際には、古い室外機を撤去する必要があります。古い機種を残したままではスペースを確保できず、設置工事に支障をきたします。
・建物の解体やリフォーム
家屋やマンションを解体する際には、エアコンごと室外機も撤去します。また、大規模なリフォームでも一時的に取り外す場合があります。
・故障や老朽化
室外機は風雨や直射日光にさらされるため、劣化が早い部品です。モーターやコンプレッサーが故障し修理できない場合、撤去が必要です。
・移設や引っ越し
引っ越し先にエアコンを持ち込む場合でも、一度室外機を撤去して再設置しなければなりません。
2. 室外機撤去の基本的な流れ
室外機を撤去する際には、安全性の観点や環境への配慮から、以下のような正しい手順を踏む必要があります。
・ポンプダウン作業
室内機から室外機へ冷媒ガスを集めて閉じ込めます。この作業を省くとガスが大気中に漏れ、環境汚染の原因となります。
・配管、電源コードの取り外し
ガスの封じ込めが完了したら、冷媒管やドレンホース、電源コードを外します。無理に外すと破損や感電のリスクがあるため、専門工具を使う必要があります。
・固定金具やボルトの取り外し
室外機は転倒防止のため、金具やボルトでしっかり固定されています。屋根や壁面に設置されている場合は高所作業になるため特に注意が必要です。
・室外機の搬出
20〜40kg程度の重量があり、一人で運ぶのは難しいこともあります。階段や狭いベランダを通す場合は、搬出経路の確保も大切です。
・撤去後の処分
室外機は家電リサイクル法の対象製品であり、粗大ごみとしては捨てられません。適切なリサイクル処理を行う必要があります。
3. 室外機撤去にかかる費用相場
室外機の撤去費用は、設置状況や業者によって異なります。一般的な目安としては以下のとおりです。
・基本撤去費用:5,000〜10,000円
・高所や特殊設置の場合:10,000〜20,000円以上
・リサイクル料金+収集運搬費:2,000〜5,000円程度
例えば、ベランダに設置されている一般的なケースなら1万円前後で済むことが多いですが、屋根の上や壁面に設置されている場合は追加費用が発生します。
また、新しいエアコンに買い替える場合は、販売店が無料または割安で撤去・回収してくれるサービスを行っていることもあるため、購入前に確認しておくと良いでしょう。
4. 自分で撤去するのは可能?
「費用を節約するために自分で撤去したい」と考える人もいると思いますが、室外機をDIYで取り外すのはおすすめできません。その理由としては、以下のとおりです。
・冷媒ガスの処理ができない
ポンプダウンを正しく行えなければガス漏れを起こし、環境汚染や法律違反につながる恐れがあります。
・重量物の取り扱いリスク
室外機は重いため、無理に運ぶと落下事故や腰を痛める危険があります。
・配管や壁の損傷
無理に外すと建物に傷がつき、補修費がかえって高くなることもあります。
撤去作業は基本的に専門業者に依頼するのが、安心で確実な方法です。
5. 業者に依頼する際の注意点
安心して室外機を撤去するためには、信頼できる業者選びが重要です。依頼前に以下の点を確認しておきましょう。
・料金の明確さ
基本料金、追加費用、処分費などがわかりやすく提示されているか確認します。
・家電リサイクル法に対応しているか
正しい手続きを踏んで回収・処分してくれる業者を選ばなければ、不法投棄のトラブルに巻き込まれる可能性があります。
・作業員の対応力
高所や狭所での作業経験があるか、丁寧に対応してくれるかをチェックすると安心です。
・口コミや実績
ネットのレビューや施工実績を参考にすることで、信頼性の高い業者を見つけやすくなります。
6. 室外機撤去後に気をつけたいポイント
撤去作業が終わったあとにも、確認しておくべき点があります。
・設置跡の処理
ベランダや壁面に固定金具が残る場合は、取り外すか補修する必要があります。
・配管穴の塞ぎ
室内とつながる配管穴がそのままだと、雨水や虫が侵入する恐れがあるため、キャップなどで塞ぐことが大切です。
・新しいエアコンの設置準備
買い替えを予定している場合は、配線やスペースが適切かを確認しておきましょう。
撤去後の細かな処理を怠ると、後々のトラブルや余計な費用につながることがあります。
【昭島市、八王子市での解体工事はエコ・クリーン解体(株式会社野島工務店)へ】
今回は、室外機の撤去を行うタイミングや、撤去の流れ、費用相場などについて解説いたしました。撤去室外機の撤去は、一見単純に見えて実は専門性の高い作業です。冷媒ガスの処理や重量物の搬出など、個人で行うにはリスクが大きく、業者に依頼するのが一般的です。また、撤去後の処理や新しいエアコンの設置計画もあわせて考えることで、作業をスムーズに進めることができるでしょう。室外機の撤去を検討している方は、今回の内容を参考にしてみてください。昭島市、八王子市で解体工事をご検討の際は、ぜひ株式会社野島工務店へご相談ください。