昭島市、八王子市周辺で解体工事を請負っている、株式会社野島工務店です。近年では家庭用エアコンの性能も向上し、省エネ性や快適性の高い新製品が次々に登場しています。そのため、10年ほど使った古いエアコンを撤去し、新しい機種に入れ替えるご家庭も少なくないでしょう。しかし「エアコンを撤去したい」と思っても、自分で取り外すのは危険を伴いますし、廃棄処分の方法や費用についても分かりにくい部分が多いのが現状です。今回は、エアコン撤去に関する基本知識から、撤去方法、費用の目安、業者に依頼する際の注意点、さらにはリサイクルや買い替え時のポイントまで詳しく解説していきます。
Contents
- 【エアコンを撤去するタイミングとは?】
- ・故障が増えたとき
- ・省エネ性能の優れた機器へ買い替え
- ・引っ越しやリフォーム
- ・設置から10年以上経過
- 【エアコン撤去の流れ】
- ・ポンプダウン作業
- ・電源、配管の取り外し
- ・室内機の取り外し
- ・室外機の撤去
- ・撤去後の処分
- 【エアコン撤去にかかる費用の目安】
- 【自分で撤去できるの?】
- 【業者に依頼する際のポイント】
- ・料金体系が明確かどうか
- ・家電リサイクル法に対応しているか
- ・対応スピードや柔軟性
- ・口コミや実績
- 【エアコン処分の方法とリサイクル】
- ・家電量販店に依頼
- ・自治体指定の回収窓口へ持ち込み
- ・不用品回収業者を利用
- 【買い替え時の注意点】
- 【昭島市、八王子市での解体工事はエコ・クリーン解体(株式会社野島工務店)へ】
【エアコンを撤去するタイミングとは?】
エアコンは長期間使用できる電化製品ですが、使い続けるうちに性能の低下やトラブルが増えてきます。撤去を検討するのは、以下のような状況が多いです。
・故障が増えたとき
冷暖房が効きにくく、修理しても繰り返し不具合が起こる場合は撤去を検討するサインです。
・省エネ性能の優れた機器へ買い替え
古い機種は電気代が高くつくことも多く、新しい省エネ型に買い替えると光熱費が抑えられます。
・引っ越しやリフォーム
転居先に持って行かない場合や、建物を解体する際には必ず撤去が必要になります。
・設置から10年以上経過
一般的に家庭用エアコンの寿命は10年程度といわれており、交換を前提に撤去するケースもあります。
【エアコン撤去の流れ】
エアコンの撤去は単純に「取り外すだけ」ではありません。配管内には冷媒ガスが充填されているため、正しい手順を踏まなければ環境汚染や故障の原因になります。
・ポンプダウン作業
室内機から室外機へ冷媒ガスを集めて閉じ込める工程です。これを行わずに配管を外してしまうと、ガスが大気中に放出されてしまいます。
・電源、配管の取り外し
室外機に冷媒を集め終わったら、配管や電源コードを順番に外します。誤った方法で作業すると破損や感電の危険があるため注意が必要です。
・室内機の取り外し
壁に固定されている金具やネジを外して室内機を取り外します。壁に穴が残る場合は、後で補修を行いましょう。
・室外機の撤去
ベランダや屋外に設置されている室外機を持ち出します。重量があるため、一人で運ぶのは難しいこともあります。
・撤去後の処分
家電リサイクル法に基づいて処分しなければならないため、一般の粗大ごみとしては廃棄できません。
【エアコン撤去にかかる費用の目安】
撤去費用は依頼する業者や状況によって変動しますが、一般的な相場は以下の通りです。
・基本的な撤去作業のみ:5,000円〜10,000円程度
・高所作業や特殊設置の場合:10,000円〜20,000円以上
・処分費用(リサイクル料+収集運搬料):2,000円〜5,000円程度
もし新しいエアコンを購入する場合、家電量販店で「取り外し・引き取り無料サービス」がセットになっていることもあります。買い替え予定がある場合は、こうしたサービスを利用すると費用を抑えられます。
【自分で撤去できるの?】
DIYでエアコンを撤去することも不可能ではありませんが、冷媒ガスの取り扱いを誤ると環境に悪影響を及ぼすほか、配管や電気配線を損傷させる危険があります。特に以下のようなリスクがあるため、あまりおすすめはしません。
・ガス漏れによる環境汚染や罰則の可能性
・感電やケガのリスク
・室内機や壁の破損
・かえって修理費や補修費が高額になる
専門知識がないようであれば、業者に依頼するのが安全かつ確実な方法でしょう。
【業者に依頼する際のポイント】
エアコン撤去を安心して任せるためには、業者選びが重要です。依頼前に確認しておくべきポイントをまとめました。
・料金体系が明確かどうか
基本料金・追加費用・処分費などが明示されているかを確認しましょう。
・家電リサイクル法に対応しているか
正規ルートで処分してくれる業者を選ばないと、不法投棄などのトラブルに巻き込まれる可能性があります。
・対応スピードや柔軟性
引っ越しや工事のスケジュールに合わせられるかどうかも重要です。
・口コミや実績
ネットのレビューや実際に利用した人の感想をチェックすると安心です。
【エアコン処分の方法とリサイクル】
エアコンは「家電リサイクル法」の対象製品です。廃棄の際にはリサイクル料金が必要となり、以下の方法で処分できます。
・家電量販店に依頼
新しいエアコンを購入する際、古いものを引き取ってくれるのが一般的です。
・自治体指定の回収窓口へ持ち込み
指定引取場所に直接持ち込む方法もあります。リサイクル券を事前に購入する必要があります。
・不用品回収業者を利用
便利ですが、中には不法投棄を行う悪質な業者もあるため注意が必要です。
【買い替え時の注意点】
エアコンを撤去するのは、単なる廃棄ではなく「新しい機種への入れ替え」がセットになることが多いです。買い替えの際には以下の点も意識しましょう。
・設置場所の確認;新しい機種が従来と同じ場所に設置できるかを確認
・電源容量や配線:最新の省エネ型は100V・200Vの違いに注意
・工事セット価格:本体価格だけでなく、取り外し・設置工事を含んだ見積もりを確認
【昭島市、八王子市での解体工事はエコ・クリーン解体(株式会社野島工務店)へ】
今回は、エアコンの撤去を考えるタイミング、撤去に係る費用目安や撤去の流れなどについて解説いたしました。エアコンの撤去は、単純な作業のように見えて実は専門知識が必要です。冷媒ガスの処理や安全な取り外し、そしてリサイクル処分まで、正しい手順を踏まなければ思わぬトラブルにつながります。今回の内容を参考にして、自力で撤去を行うか業者へ依頼するかの判断材料として役立ててみてください。昭島市、八王子市で解体工事をご検討の際は、ぜひ株式会社野島工務店へご相談ください。