昭島市、八王子市周辺で解体工事を請負っている、株式会社野島工務店です。住まいの中には、あらかじめ備え付けられている収納や棚などの「造り付け家具」が設置されていることがあります。これらは空間を有効に活用でき、デザイン性も高い一方で、配置を変えられないことから「不便だな」と感じる方も少なくありません。そこで今回は、造り付け家具の撤去方法や注意点、依頼先の選び方、費用の目安などを詳しく解説していきます。
Contents
- 【賃貸物件と持ち家での違い】
- ・持ち家の場合
- ・賃貸の場合
- 【造り付け家具の撤去方法】
- 1. 自力で取り外す
- ・ネジや木ビスが見える場合
- ・DIYに慣れている場合
- ・自力撤去がおすすめな人
- 2. 業者に依頼する
- ・大工、内装業者に依頼
- ・リフォーム業者に依頼
- ・不用品回収業者に依頼
- 【撤去の際に注意すべきポイント】
- ・壁や床の補修が必要になる可能性がある
- ・電気配線や水回り設備に注意
- ・安全面の確保
- 【造り付け家具の撤去後の活用方法】
- 1. 新しい収納スペースを作る
- 2. ワークスペースや趣味のコーナーに
- 3. 見せる収納やインテリアに
- 4. ペット用スペースに
- 【昭島市、八王子市での解体工事はエコ・クリーン解体(株式会社野島工務店)へ】
【賃貸物件と持ち家での違い】
最初に確認すべきは「自分の住まいが持ち家なのか、それとも賃貸物件なのか」という点です。
・持ち家の場合
自由に撤去や改修が可能です。自分の判断で解体を進めても問題はありません。
・賃貸の場合
必ず大家さんや管理会社に相談する必要があります。特に、一般的な賃貸住宅は「原状回復義務」があるため、勝手に造り付け家具を外すと契約違反になるケースもあります。
ただし、最近では「DIY可能な賃貸住宅」も増えており、その場合はある程度自由に撤去や改装ができます。ペンキを塗ったり、棚を付け替えるなど柔軟に対応できる物件もあるので、まずは契約内容をチェックしましょう。
【造り付け家具の撤去方法】
撤去には大きく分けて2つの方法があります。
1. 自力で取り外す
造り付け家具といっても、多くは後付けで設置されているため、工具さえあれば外せる場合もあります。
・ネジや木ビスが見える場合
ドライバー1本で取り外しが可能です。特にキッチン上部の収納棚や壁付けの簡易棚は、初心者でも比較的簡単に撤去できます。
・DIYに慣れている場合
ネジを使っていない家具でも、ハンマーやバールを活用すれば解体できます。ただし、壁や床を傷つけてしまうリスクがあるため、作業は慎重に行いましょう。
・自力撤去がおすすめな人
できるだけ費用を抑えたい方
日曜大工やDIYが得意な方
2. 業者に依頼する
自分で撤去するのが難しい場合や、仕上がりの美しさを重視する場合は業者に依頼するのがおすすめです。
・大工、内装業者に依頼
専門の大工に撤去をお願いし、その後クロス補修を内装業者に依頼する方法です。作業の質は高いものの、工程が複数に分かれるため日数がかかることもあります。費用の相場は6万円前後。
・リフォーム業者に依頼
家具の撤去から壁の修復まで一括で行ってくれるのでスムーズです。特に部屋全体のリフォームを予定している場合には最適。ただし部分的な撤去のみだと割高になる可能性があります。費用の目安は3万円~。
・不用品回収業者に依頼
家具の撤去と回収のみを行う業者も存在します。壁やクロスの補修は行わない代わりに、1万円前後から依頼できることもあり、コストを抑えたい人には便利です。また、他の不用品もまとめて回収してもらえる点が大きなメリットです。
不用品回収ルートを利用するメリットとしては、以下のとおりです。
出張費や見積もりが無料
定額プランで追加料金が発生しない
大小問わず回収してもらえる
早朝や深夜など柔軟な対応が可能
最短で即日回収もOK
【撤去の際に注意すべきポイント】
造り付け家具を撤去する際には、以下の点に注意しましょう。
・壁や床の補修が必要になる可能性がある
家具を外した後にはネジ穴や壁紙の破損が残ることがあります。放置すると見栄えが悪くなるだけでなく、賃貸では原状回復費用を請求される恐れがあります。
・電気配線や水回り設備に注意
特にキッチン周りの収納は、配線や給排水管が近くにある場合もあります。誤って破損させると修理費用が高額になるので要注意です。
・安全面の確保
大きな棚や重量のある家具を撤去する際は、必ず二人以上で作業するようにしましょう。落下事故や壁の損傷を防げます。
【造り付け家具の撤去後の活用方法】
家具を取り外したあと、ただ「空いたスペースを放置」してしまうのはもったいないものです。せっかく撤去したのであれば、その空間を有効に活用してみましょう。
1. 新しい収納スペースを作る
撤去した部分を利用して、可動式の収納棚やシステム家具を導入すれば、ライフスタイルに合わせて柔軟に使える空間に変わります。造り付け家具のように動かせない不便さがなく、季節や用途に応じて模様替えも可能です。
2. ワークスペースや趣味のコーナーに
在宅勤務が増えている今、撤去したスペースにデスクを置いて作業環境を整える人も増えています。小さな空間でもPCや本棚を置けるので、自分専用のワークコーナーが完成します。また、趣味の手芸やDIYの作業台を設置するなど、ライフスタイルに合わせた空間作りもおすすめです。
3. 見せる収納やインテリアに
棚を撤去した跡を利用してオープンラックを設置すれば、見せる収納としておしゃれに活用できます。観葉植物や雑貨を飾ることで、部屋全体の雰囲気も一新できます。
4. ペット用スペースに
最近では、撤去した空間をペットのケージや遊び場として利用する方もいます。造り付け家具がなくなったことで床が広く使えるようになり、快適な居住空間を人もペットもシェアできます。
【昭島市、八王子市での解体工事はエコ・クリーン解体(株式会社野島工務店)へ】
今回は、造り付け家具を撤去する方法や、撤去時の注意点、撤去した後のスペースの活用方法などについて解説いたしました。造り付け家具を撤去する際は、賃貸の場合は必ず大家さんへ相談し、持ち家の場合でも壁や床の補修を考慮することが大切です。自力で外すか業者に依頼するかを見極め、費用や作業の安全性を比較して判断しましょう。さらに、撤去後のスペースをどう活用するかを考えておくと、暮らしがより快適で理想的なものになります。収納、ワークスペース、趣味の空間など、自由度はぐんと広がります。昭島市、八王子市で解体工事をご検討の際は、ぜひ株式会社野島工務店へご相談ください。