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2025.08.11更新

空き家に潜むネズミ被害とその対処法

昭島市、八王子市周辺で解体工事を請負っている、株式会社野島工務店です。空き家を長期間放置していると、建物の老朽化が進行するばかりでなく、近隣住民の暮らしや地域環境に悪影響を及ぼすことがあります。その代表的なトラブルの一つが、害虫や害獣の発生です。中でもネズミは特に厄介で、健康被害や建物への損傷、火災の原因にもなりかねません。今回は、空き家でネズミが繁殖した際に起こりうる被害や、具体的な予防・駆除の方法について詳しく解説します。

【空き家でネズミが増えるとどんな被害が起きるのか?】

空き家には人の出入りが少なく、静かで湿度や温度の変化が少ないため、ネズミにとって非常に居心地の良い環境です。ネズミは狭い場所に潜り込むのが得意で、ほんの数センチの隙間でも家屋内に侵入することができます。

実際に空き家にネズミが住み着くと、以下のような被害が懸念されます。

・建物への損害

ネズミは歯が常に伸び続けるため、固いものをかじって歯を削る習性があります。これにより、建物の柱や天井裏の電気配線、壁材などがかじられ、構造的な損傷が生じることがあります。特に電気配線をかじられた場合、漏電やショートによる火災の危険性が高まるため、非常に深刻です。

・火災のリスク

ネズミがかじった電線から発火するケースは珍しくありません。空き家はほこりやごみがたまりやすいため、火の回りも早く、延焼リスクも高まります。火災が起これば空き家だけでなく、周辺の建物にまで被害が及ぶ可能性もあり、所有者が法的責任を問われることもあります。

・衛生面の問題

ネズミは不衛生な環境を好み、食べ物の残りかすや排泄物の上を移動するため、多くの病原菌を媒介します。サルモネラ菌やハンタウイルス、レプトスピラ症、鼠咬症などを引き起こす原因ともなり得ます。ネズミにかまれたり、尿や糞に触れたりすることで人間に感染することもあり、健康被害は無視できません。

【ネズミの侵入を防ぐための空き家管理のポイント】

ネズミ被害を未然に防ぐためには、空き家をネズミにとって「住みにくい」環境に保つことが重要です。以下のような対策が効果的です。

1. 室内の整理整頓と清掃

長期間使用していない空き家には、不要な家具や衣類、雑貨などがそのまま置かれていることがよくあります。こうした物陰はネズミの隠れ場所となるため、室内はできるだけ物を置かず、湿気対策や定期的な換気・清掃を行いましょう。

2. 侵入口を徹底的に塞ぐ

ネズミの侵入経路となる場所には、台所や洗面所の排水口、換気扇のすき間、エアコン配管まわりなどがあります。これらの箇所には、防虫ネットや金網、ネズミ防止用パテなどを使ってしっかり塞ぎましょう。わずかな隙間でも侵入を許すため、チェックは丁寧に行う必要があります。

3. 忌避剤の活用

ネズミ用の忌避剤には、臭いでネズミを遠ざけるものや、音や振動で撃退するタイプがあります。設置後は効果の持続期間を確認し、定期的に取り換えることが重要です。いくつかの種類を組み合わせることで、より高い予防効果が期待できます。

【ネズミが発生してしまった場合の駆除方法】

どれだけ注意していても、ネズミが侵入し、すでに繁殖してしまっているケースもあります。そんな場合には、駆除が必要です。駆除には大きく分けて「自分で行う」か「専門業者に依頼する」かの二つの選択肢があります。

自分でネズミを駆除する方法

自力で駆除する際は、以下のようなアイテムを活用します。

・殺鼠剤

毒入りのエサを設置するタイプです。ネズミが食べることで駆除できますが、死骸を探し出して処理する手間が生じます。処分時には手袋を着用し、自治体のルールに従って衛生的に廃棄しましょう。

・トラップ(罠)

粘着シートやかご型、バネ式などがあります。粘着シートはネズミが踏み込むと動けなくなる仕組みで、処分も簡単です。一方、かご型やバネ式は捕獲したネズミを生きたまま処理する必要がある場合があり、精神的・肉体的な負担も大きくなります。

業者に依頼する場合

「死骸の処理が苦手」「再発防止まで徹底したい」という場合には、専門の駆除業者に依頼するのが安心です。業者はまず現地調査を行い、ネズミの侵入経路や被害の程度を確認します。その上で、殺鼠剤やトラップを用いた駆除や、建物の修繕を含む防鼠工事を実施します。

費用の目安は、建物の大きさや被害状況によって異なりますが、おおよそ10万円~30万円程度が相場です。金額はかかりますが、安全・確実に対処できることを考えると、費用対効果は高いと言えるでしょう。

【昭島市、八王子市での解体工事はエコ・クリーン解体(株式会社野島工務店)へ】

今回は、空き家にネズミが発生してしまうことのリスクと、その対策方法などについて解説いたしました。空き家を放置していると、知らない間にネズミが住み着き、建物の劣化だけでなく、火災や健康被害といった深刻なリスクを引き起こす恐れがあります。空き家の適切な管理は、所有者の義務とも言えるでしょう。ネズミの被害を未然に防ぐには、室内の整理整頓、侵入口の封鎖、忌避剤の活用が有効です。すでにネズミが確認された場合には、被害が拡大する前に速やかに駆除を行う必要があります。自力で対応するか、専門業者に依頼するかは状況に応じて判断しましょう。昭島市、八王子市で解体工事をご検討の際は、ぜひ株式会社野島工務店へご相談ください。

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