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2025.08.10更新

空き家に害虫が繁殖するリスクとは

昭島市、八王子市周辺で解体工事を請負っている、株式会社野島工務店です。長期間にわたって手入れされていない空き家を所有している方は少なくありません。しかし、管理されていない住宅は、さまざまなトラブルの温床になります。その中でも特に深刻なのが「害虫被害」です。放置された住宅には、ゴキブリやシロアリなどの害虫が繁殖しやすくなり、空き家だけでなく、周囲の住宅にも悪影響を及ぼす恐れがあります。今回は、空き家に発生しやすい害虫の種類とその被害内容、さらに予防策や駆除の方法について、詳しく解説していきます。

【空き家に発生しやすい代表的な害虫とは?】

空き家に侵入してくる害虫は様々ですが、特に注意すべき代表的な種類について見ていきましょう。

・ゴキブリやハエによる不快な被害

ゴキブリやハエは、一般的に害虫の代名詞として知られていますが、空き家で多発するとは限りません。ただし、生ゴミなどの有機物が残されている場合、エサを求めてどんどん集まってきます。ゴキブリは一度卵を産み付けると急速に増殖するため、放置されると大繁殖してしまうケースもあります。直接建物への被害は少ないものの、衛生的な面で大きな問題となります。

・木材を蝕むシロアリ

空き家に最も深刻な影響を与えるのがシロアリです。特に湿気を帯びた木材に好んで巣を作り、内部からじわじわと食い荒らしていきます。空き家は換気がされず湿度がこもりやすいため、シロアリの繁殖に適した環境になりがちです。気づいたときには家の構造に大きな損傷を与えていることもあるため、特に注意が必要です。

・ネズミや野良猫などの害獣被害

小動物による被害も無視できません。空き家の戸締まりが不完全な場合、猫やネズミなどが住み着きやすくなります。ネズミは電気コードをかじったり、柱に傷を付けたりするため建物の損傷につながります。また、ゴミを漁ってエサを持ち込むことで、さらに害虫が寄ってくる原因にもなります。

・ハチの巣ができる危険性

夏になると、空き家の軒下や屋根裏などにハチが巣を作るケースが見られます。建物自体への影響は少ないものの、大型の巣になると近隣住民に対して危険を及ぼす可能性があります。特にスズメバチなどの攻撃性が高い種類には注意が必要です。

【害虫が空き家に発生してしまう原因とは?】

どうして空き家にこれほどまでに害虫が寄ってくるのでしょうか?以下にその主な要因を解説します。

・掃除が行き届いていない

人が住まなくなった住宅は、当然ながら日常的な清掃がされません。ホコリがたまるとダニが繁殖しやすくなり、それをエサにする他の虫を呼び寄せます。掃除がされないことで、空き家全体が不衛生な環境となり、害虫が繁殖する格好の場となるのです。

・換気不足による湿気

空気の流れが止まったままだと湿気がこもり、カビが発生します。カビは害虫の餌となるほか、木材が湿ることによってシロアリの被害も助長されます。こうした環境が害虫の活動を活発化させるのです。

・長期間水を流さない

空き家では水道が使われないことがほとんどです。そのため排水管内にある「封水トラップ」の水が蒸発してしまい、下水から虫が侵入しやすくなります。ゴキブリや小型のネズミが排水管から室内へ入り込むのもこの現象が原因です。

・不審者の侵入とごみの放置

空き家は無人であるがゆえに、不審者が無断で立ち入るケースも少なくありません。内部にゴミや生ゴミが放置されることで、腐敗臭に誘われて害虫が集まってくることもあります。

【害虫を発生させないための具体的な対策】

空き家を害虫の温床にしないためには、以下のような対策が重要です。

・定期的な清掃と見回り

可能であれば月に一度は空き家を訪れて、掃除機をかけたり、ホコリを拭き取ったりするなどの基本的な清掃を行いましょう。室内を清潔に保つことで、ダニやカビ、ゴキブリの発生を大幅に抑えることができます。

・換気を習慣にする

掃除と同時に行いたいのが換気です。すべての窓やドアを開け、風を通すことで湿気の除去や空気の入れ替えが可能です。これにより、シロアリやカビを未然に防ぐことができます。

・各水まわりの通水を忘れずに

キッチン、バスルーム、トイレ、洗面所といった各水場で少量でもよいので水を流しましょう。封水トラップに水を溜めておくことで、下水からの害虫侵入を防止できます。

・害虫の侵入口を塞ぐ

壁のひび割れ、床のすき間、窓やドアの隙間など、小さなスペースでも害虫は簡単に侵入します。ホームセンターなどで購入できるパテや隙間テープでしっかり塞ぐことが大切です。

・忌避剤を設置、散布する

玄関周辺や通気口付近に、虫除けや動物避けの忌避剤を設置しておくのも効果的です。ただし、効果は一時的なもののため、定期的な再設置が必要です。

【害虫が発生してしまった場合の対処方法】

実際に害虫が住み着いてしまった場合、早急な対応が求められます。対応方法は主に以下の2つです。

・自分で駆除する

市販されている害虫駆除スプレーや毒餌を使えば、簡易的な対策が可能です。費用も抑えられるため、ゴキブリやネズミ程度なら自力でも対応できる場合があります。

・プロの業者に依頼する

シロアリやハチのような危険性の高い害虫、または大規模な被害の場合は、専門の駆除業者に依頼しましょう。プロに依頼することで再発防止のための処置も行ってもらえ、安全かつ確実な対応が可能です。

【昭島市、八王子市での解体工事はエコ・クリーン解体(株式会社野島工務店)へ】

今回は、空き家に発生する可能性のある害虫や害獣の被害について、また発生してしまった場合の対処法などについて解説いたしました。空き家における害虫被害は、ゴキブリやシロアリ、ネズミ、ハチなど多岐にわたりますが、いずれも放置することで被害が拡大します。最も効果的な予防策は、「人の気配」や「定期的な管理」を継続することです。月に一度の訪問・掃除・換気・通水といった基本的な手入れを行い、害虫や害獣が住みにくい環境を維持しましょう。少しの手間が、将来的な大きな修繕費用やトラブルを防ぐことに繋がります。昭島市、八王子市で解体工事をご検討の際は、ぜひ株式会社野島工務店へご相談ください。

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