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2025.08.07更新

解体工事の着工日はお日柄を気にすべき?

昭島市、八王子市周辺で解体工事を請負っている、株式会社野島工務店です。人生の節目である新築工事のスタート日や、結婚式などのイベントでは「大安」を選ぶ方が多くいます。それでは、古い建物を取り壊す「解体工事」においても、同じように日取りを重視すべきなのでしょうか?

解体と聞くとネガティブなイメージがあるかもしれませんが、新たな生活の始まりに向けた第一歩とも言えます。そのため、「せっかくなら縁起の良い日に」と考える人も少なくありません。反対に、「仏滅」や「赤口」などは避けたいと感じる方もいるでしょう。今回は、解体工事において「大安」などの縁起を担ぐことの意味や、実際に避けられている日程について解説します。工事スケジュールを考える上でのヒントとして、ぜひご参考ください。

【解体工事の着工日はお日柄にこだわる必要がある?】

家を新築する場合、多くの方が「良い日を選びたい」と考えます。しかし、解体工事においては、そこまでお日柄にこだわる方は少ないのが実情です。もちろん、希望する日が大安であればそれに越したことはありませんが、あくまでも予定や工程に支障が出ないことが優先されます。

縁起の良い日を重視するあまり、生活に支障が出たり、解体業者のスケジュールが合わなかったりしては本末転倒です。工事がスムーズに進むよう、自分たちの都合を優先するのが現実的でしょう。

【縁起を担ぎたい場合は解体業者に相談しよう】

「どうしても大安に着工したい」と強く希望する場合、まずは解体業者とスケジュールについて相談してみましょう。ただし、繁忙期(例:12月〜3月)になると、業者の予定が詰まっており、特定の日に合わせるのが難しいこともあります。

一方、4月〜6月などの閑散期であれば、業者側も日程調整しやすいため、大安に合わせられる可能性が高まります。どうしても日柄にこだわるなら、繁忙期を避けるスケジューリングもひとつの工夫です。

【大安指定の希望は“絶対条件”にしないのが無難】

解体工事を希望する全ての人が、大安にこだわっていたら、業者のスケジュールが成り立ちません。特に地域で人気のある業者や、複数の現場を抱えている解体業者では、日取りの自由が利きづらいことがあります。

もし希望の日程での施工が難しい場合は、柔軟に調整をするか、別の業者にあたる必要もあるかもしれません。大安に着工できたらラッキーくらいの気持ちで構えることが、結果的に工事をスムーズに進めるコツになります。

【どうしても大安にこだわるなら相見積もりも検討を】

「家族や親族から大安での着工を強く望まれている」「自分の中でどうしても譲れない」など、縁起を非常に重視したい方もいるでしょう。そのような場合は、複数の解体業者に見積もりを依頼する「相見積もり」を活用するのがおすすめです。

複数の業者に見積もりをお願いすることで、希望の日に対応可能な業者が見つかる確率が高まります。また、費用の比較もできるため、コスト面でも納得のいく選択ができる可能性があります。縁起を重視しない方でも、相見積もりは賢い選択肢といえるでしょう。

【実は大安は“特別な日”ではない】

六曜のひとつとして知られる大安は、「何事も支障なく進む日」とされており、結婚式や引っ越しなどに選ばれることが多いです。しかし、実際には「特別に良いことが起こる日」というよりも、「トラブルが起きにくい穏やかな日」といった意味合いがあります。

六曜は、もともと中国の暦から伝わったもので、「先勝」「友引」「先負」「仏滅」「大安」「赤口」の6種が存在します。時代の流れとともに、日本では1日の吉凶を占う指標として定着しました。

大安は「大いに安し」という言葉に由来し、何事も順調に進むとされています。そのため、一日がかりの行事や作業に適しているとされてきたのです。

【建設業界で特に避けられる「三隣亡」とは?】

六曜の他にも、建設業界で忌み嫌われている日があります。それが「三隣亡(さんりんぼう)」です。

三隣亡は六曜とは異なり、「選日(せんじつ)」と呼ばれる暦の分類に属します。この日は、建築・解体にまつわる工事を行うと、火災が起きて隣の家まで延焼するという言い伝えがあり、業界では敬遠される傾向にあります。

実際には迷信ではあるものの、今でも三隣亡を避ける習慣が残っている会社もあるため、着工日を選ぶ際には一度確認しておくと安心です。

【大安と三隣亡が重なる日も存在する!】

六曜と選日は別々の暦法に基づいているため、大安でありながら三隣亡でもある日が存在します。ではそのような日は、吉日なのか凶日なのか——結論から言うと、どちらを重視するかは施主次第です。解体業者の中には三隣亡を気にするところもありますし、特に気にしないというところもあります。気になる場合は、業者に「この日ってどうですか?」と聞いてみるとよいでしょう。

【昭島市、八王子市での解体工事はエコ・クリーン解体(株式会社野島工務店)へ】

今回は、解体工事の解体工事の着工日を縁起の良い日にすべきかどうかについて、「大安」や「三滅亡」に関する説明も交えて解説いたしました。「大安だから良い」「仏滅だからダメ」といった判断に過度にこだわる必要はありません。もちろん、縁起を担ぎたいという気持ちは大切にしつつも、現実的なスケジュール調整や業者との連携を最優先するべきです。どうしても気になる方は業者と一度話をしておくと安心です。無理に自分の希望を通そうとせず、お互いに気持ちよく工事を始められるように心がけることで、結果的に満足のいく工事になるでしょう。昭島市、八王子市で解体工事をご検討の際は、ぜひ株式会社野島工務店へご相談ください。

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多くの解体会社は拠点から車で片道1時間以上かかる地域まで営業エリアにして施工をしています。ですが、片道で1時間もかかってしまうと、もしも現場で“何かあった時”担当者が現場に向かうのも1時間という長い時間がかかります。また、解体工事の場合基本的に距離が長くなればなるほど、費用は高くなります。トラックが長く走る分だけ費用が上がります。

"もしも"の時、担当者がすぐに駆け付けられる距離というのは安心感がありますよね。

また、施工エリアを拠点の近くに絞ることで、毎日お伺いすることができます。毎日の進捗状況を見て、毎日お客様にお会いすることで、すべてのお客様に安心感をもっていただくことができるのです。

私たちの工事はすべてのお客様に『笑顔』と『安心』を届けることが第一ですので、施工エリアを東京都昭島市・八王子市に絞り、ご対応させていただいております。