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2025.07.29更新

解体工事の騒音がうるさいときの対応とは

昭島市、八王子市周辺で解体工事を請負っている、株式会社野島工務店です。建物の解体工事が始まると、どうしても避けられないのが「騒音」です。工事現場の近隣に住んでいる方の中には、「音がうるさくて生活に支障がある」と感じてしまうこともあるでしょう。今回は、近隣での解体工事がうるさく感じたときの対処法や、工事の依頼主である施主として行える対策を詳しく紹介します。

【解体工事がうるさく感じたとき、まず検討すべき行動は?】

解体工事による騒音は日常生活に少なからず影響を与える可能性があります。朝から重機の音が鳴り響いたり、振動を感じたりすると、不快に思うのは自然な反応です。ですが、そうした不満をそのままぶつけると、かえってトラブルに発展するおそれもあるため、慎重に行動することが大切です。

1. 施主へ苦情を伝える

騒音や振動に悩まされたとき、つい工事現場に足を運んで直接業者に意見を言いたくなるかもしれません。しかし、現場で作業している解体業者の立場から見ると、近隣住民はあくまでも「第三者」です。そのため、直接話しても誠実に対応してくれるとは限らず、逆に現場の空気を悪化させてしまうことも。そのため、まずは工事を発注した依頼主(施主)に状況を伝えるのが適切です。施主から業者に伝えてもらうことで、よりスムーズな改善が期待できます。

2. 状況が改善しない場合は行政機関に相談を

施主に連絡しても何の対応もない、もしくは工事が過度にうるさくて日常生活に深刻な影響が出ている場合には、行政機関への相談を検討しましょう。市区町村の環境課や建設指導課などが相談窓口となります。特に、騒音が規制値を超えている疑いがある場合には、行政による現場調査や業者への指導が入ることもあります。

【騒音規制の基準はどうなっている?】

解体工事における騒音や振動は、騒音規制法および振動規制法によって一定の制限が設けられています。明確な数値として、騒音は85デシベル、振動は75デシベルが基準とされ、これを超えると行政指導の対象になる可能性があります。これらの基準値は、環境省が示す目安として、多くの自治体で採用されています。ただし、地域によって若干の違いがあるため、詳しくは地元の行政機関へ確認するのが良いでしょう。

また、85デシベルという数値は、例えるなら「交通量の多い道路沿い」や「パチンコ店の店内」程度の音量であり、長時間にわたると確かにストレスになるレベルです。

【解体工事の施主としてできる3つの騒音対策】

施主の立場で工事を依頼する際は、周囲との良好な関係を築くことが重要です。特に騒音や振動が避けられない状況においては、以下のような配慮を心がけましょう。

1. 周辺住民への挨拶を忘れずに

騒音や振動に対する不満を抑えるための最も効果的な方法は、着工前に近隣への挨拶を丁寧に行うことです。解体業者が代行してくれることもありますが、可能であれば施主自身も同行するとより誠意が伝わります。訪問時には、工期や作業時間、発生が予想される騒音などについて丁寧に説明し、理解と協力をお願いすることが大切です。

2. 工法の選択や作業時間の調整

解体方法によっては、騒音や振動のレベルをある程度抑えることが可能です。例えば、重機の使用を控えて手作業を多めにすることで音や振動を軽減できるケースもあります。また、作業時間にも配慮が必要です。早朝や夕方遅くまで工事を行うと、周辺住民の不満を高める原因になります。施主から業者に対して「〇時から〇時までに作業を終えるように」と要望を伝えることで、苦情を未然に防げる可能性があります。

3. 事前の家屋調査を実施

解体にともなう振動で、近隣住宅にひび割れや破損が発生することがあります。後々トラブルにならないよう、工事開始前に周辺住宅の現状を調査・記録しておくことが重要です。家屋調査は法的に義務づけられているわけではありませんが、実施しておくことで万一損害が出た際の責任の所在が明確になり、トラブルを防ぐことができます。

【騒音以外にもある!解体工事で起こりやすい3つのトラブル】

騒音以外にも、解体工事ではいくつかの問題が起こりやすいため、事前に把握しておくことが大切です。

1. 振動に関する苦情

重機を使用する工事では、どうしても地面の揺れや建物の振動が発生します。とくにコンクリート造の建物を壊す場合は、木造よりも大きな振動が伴います。強い振動により近隣の住宅に損害が生じた場合には、損害賠償を請求される可能性もあります。事前に業者へ振動対策について確認したり、近隣住民に影響の可能性を説明しておくと安心です。

2. 粉じん・ホコリの飛散

解体工事中に発生する「粉じん」も、苦情につながりやすい要因です。車や洗濯物にホコリが付着したといったトラブルは実際によくある話です。対策としては、シート養生や散水による粉じん抑制が基本です。また、ホコリが多く発生しそうな日は前もって住民に伝え、窓を閉めるようにお願いするなどの配慮が求められます。

3. 作業員の態度やマナー

意外と盲点なのが、作業員の態度や言動による苦情です。タバコのポイ捨て、道に座り込む、大声での私語などが見られると、工事とは関係のない部分でも印象が悪くなります。万一、作業員のマナーに関する苦情が入った場合は、施主がすぐに業者へ連絡を入れ、適切に対処してもらう必要があります。

【昭島市、八王子市での解体工事はエコ・クリーン解体(株式会社野島工務店)へ】

今回は、解体工事の騒音をうるさく感じた際の対応方法や、施主の立場になった場合の騒音対策などについて解説いたしました。解体工事はどうしても音や振動が発生し、近隣にストレスを与えてしまうものです。しかし、事前に丁寧な挨拶や説明を行い、可能な範囲での配慮を心がけることで、多くのトラブルを未然に防ぐことができます。地域の良好な関係を築くためにも、施主は近隣住民に対し出来るだけ配慮し、近隣住民の立場であれば多少の騒音は仕方ないと我慢をするなど、双方が歩み寄る姿勢を持つことが大切です。昭島市、八王子市で解体工事をご検討の際は、ぜひ株式会社野島工務店へご相談ください。

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