現場ブログ解体工事のお役立ち情報
2025.06.26更新

解体工事前の電気の停止について

昭島市、八王子市周辺で解体工事を請負っている、株式会社野島工務店です。解体工事を行う際には、さまざまな準備が必要になりますが、中でも特に重要なのが、電気の供給停止と設備の撤去です。解体工事の着工前には、必ず電気の供給を停止し、電気メーターやブレーカーといった関連設備も撤去する必要があります。この作業を怠ると、重大な事故のリスクが生じるばかりか、工事のスケジュールに遅れが出て、余計な費用が発生することもあります。今回は、なぜ電気の停止と撤去が必要なのか、その理由と具体的な手続きの流れについて詳しくご紹介します。

【電気を止めずに解体工事をするとどうなるか】

建物を解体する際に電気を止めていないと、現場で作業する職人や解体業者が感電事故を起こす可能性があります。建物内部には電線が張り巡らされており、誤ってそれらを切断してしまった場合、感電する危険性が非常に高くなります。

また、ショートやスパークが原因で、火災が発生するおそれもあります。特に木造住宅の場合、可燃性の建材が多く使われているため、一度火がついてしまうと一気に燃え広がってしまうリスクがあります。

このような事故を未然に防ぐために、電力の供給を事前に停止し、併せて電気メーターやブレーカーなどの電気設備をすべて撤去する必要があるのです。こうした準備を怠ると、思わぬトラブルが発生し、工事が中断されてしまうケースもあるため、注意が必要です。

【電気の停止手続きの流れ】

・電力会社に連絡するタイミング

電気の停止や設備の撤去は、現在契約している電力会社に依頼する必要があります。手続きは電話やインターネットで行えますが、電力会社の対応やスケジュールの都合により、撤去までに最低でも1週間程度かかるのが一般的です。

繁忙期や大型連休の前後などは、さらに時間を要することもあります。そのため、解体工事の開始日が決まった段階で、できるだけ早めに電力会社へ連絡を入れておくと安心です。

・電力会社に伝えるべき情報

電気の停止や撤去を依頼する際には、以下の情報を電力会社に伝える必要があります。

解体工事を行う建物の住所
電気契約者の氏名(名義)
連絡をする担当者の氏名と連絡先
解体予定日(工事開始日)
電気設備の撤去希望日(立ち合いが必要な場合もある)
契約番号または電力メーターの番号

これらの情報を事前に整理しておくと、手続きがスムーズに進みます。お客様番号などが記載された「電気ご使用量のお知らせ(検針票)」などを手元に用意しておくと便利です。

・電気設備の撤去も依頼する

電気の供給を止めるだけでは不十分で、電気メーターやブレーカーなどの設備も取り外す必要があります。これを怠ると、解体中に設備が破損し感電事故へ繋がるなど、業者が作業を中断せざるを得ない状況になる可能性もあるのです。

【解体工事中に電気は使わないのか】

一見すると、解体工事には電気が必要ないように思えるかもしれませんが、実際には重機や工具の動作、照明などに電力が必要になるケースがあります。そのため、解体工事では元々の電気を止めた上で、仮設電気と呼ばれる電源を一時的に設置して作業を行います。

仮設電気は、既存の配電盤とは切り離された独立した電源で、安全面にも配慮されています。通常は解体業者が必要に応じて電気工事業者に依頼し、設置してもらいます。

【解体中の電気代は誰が負担するのか】

仮設電気の設置には工事費用がかかり、実際に使用した電気の料金も発生します。この仮設電気に関する費用は、基本的に施主(解体工事を依頼した人)が負担することが多くなっています。

見積書に「仮設電気代」などの名目で費用が記載されている場合は、その内容をよく確認しておきましょう。ただし、解体業者によっては電気代を込みで見積もっているケースや、自社で負担するケースもあります。費用の扱いは業者ごとに異なるため、契約前に仮設電気の費用負担について確認しておくことがトラブル回避のポイントです。

【その他の準備】

電気の停止と設備撤去は重要な準備の一つですが、これ以外にもガスや水道の停止・撤去手続き、近隣への挨拶や事前説明なども忘れてはなりません。すべてのインフラ設備について、事前に停止と撤去を済ませておかないと、事故や工事の遅延を引き起こす原因になります。

また、各種手続きには所定の時間がかかるため、余裕を持って早めに段取りを整えることが重要です。

【昭島市、八王子市での解体工事はエコ・クリーン解体(株式会社野島工務店)へ】

今回は、解体工事前に電気を停止するべき理由や、停止連絡の際の注意点などについて解説いたしました。建物の解体工事を行う際には、電気の供給停止と設備撤去が必須事項となります。これは、現場の安全を確保し、感電や火災といった事故を未然に防ぐためです。契約中の電力会社に1週間以上前に停止の連絡を入れ、電気設備の撤去についても忘れずに依頼しておきましょう。また、仮設電気の費用負担について、解体業者によく確認をしておくことも大切です。昭島市、八王子市で解体工事をご検討の際は、ぜひ株式会社野島工務店へご相談ください。

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  1. お問い合わせ

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  2. 現地調査

    現地調査

    エコ・クリーン解体が実際に解体をご希望されている建物へご訪問し、状況をみて実際に用いる解体手法などを確認させていただきます。

  3. お見積提出

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    現地調査で確認した解体をご希望されている現場の状況から、実際解体を行うとどれくらいの解体費用が発生するかを計算し、ご提出させていただきます。

  4. ご契約

    ご契約

    解体費用や解体手法、また解体にかかるお時間などをお客様にご確認いただき、実際に解体を行うかどうかをお客様に判断していただき、ご契約いたします。

  5. 建設リサイクル法の届出

    建設リサイクル法の届出

    建設リサイクル法とは、端的にいうと廃材の適当な処理や再資源化を促すための法律です。解体工事を行う場合必ず必要な届け出となります。エコ・クリーン解体ではこういった手続きもサポートさせていただきます。

  6. 解体工事着工

    解体工事着工

    荒天など不測のトラブルがない限りは解体工期を必ずお守りして解体いたします。 トラブルが起きた場合は直ちにエコ・クリーン解体からご連絡をさせていただきます。

  7. 解体工事完工

    解体工事完工

    エコ・クリーン解体は解体工期にこだわります。無理のない解体計画を組んでいるので、安全第一の解体工期を行いつつ、不測の事態さえなければ解体工期通りに完工致します。

  8. ご確認・引き渡し

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    お客様に実際に解体後の現場を確認していただき、ご納得いただければ土地を引き渡し致します。 この時には、エコ・クリーン解体に家屋解体・解体工事を頼んでよかったと思っていただけるでしょう。 

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なぜ昭島市・八王子市に絞っているの?

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多くの解体会社は拠点から車で片道1時間以上かかる地域まで営業エリアにして施工をしています。ですが、片道で1時間もかかってしまうと、もしも現場で“何かあった時”担当者が現場に向かうのも1時間という長い時間がかかります。また、解体工事の場合基本的に距離が長くなればなるほど、費用は高くなります。トラックが長く走る分だけ費用が上がります。

"もしも"の時、担当者がすぐに駆け付けられる距離というのは安心感がありますよね。

また、施工エリアを拠点の近くに絞ることで、毎日お伺いすることができます。毎日の進捗状況を見て、毎日お客様にお会いすることで、すべてのお客様に安心感をもっていただくことができるのです。

私たちの工事はすべてのお客様に『笑顔』と『安心』を届けることが第一ですので、施工エリアを東京都昭島市・八王子市に絞り、ご対応させていただいております。