現場ブログ解体工事のお役立ち情報
2025.06.10更新

解体工事における警備について

昭島市、八王子市で解体工事を請負っている、株式会社野島工務店です。建物の取り壊し工事を検討する際、ガードマンの配置が必要かどうか気になる方も多いと思います。解体工事は、建物を壊すだけで終わるものではありません。周囲の安全を確保し、トラブルを防ぐための配慮が求められます。特に人や車の往来がある場所では、適切な人員配置が欠かせません。

今回は、解体工事におけるガードマンの必要性、安全確保のポイント、配置義務が生じるケース、費用の目安、さらにはガードマンを設置しない場合のリスクや代替手段まで、幅広く解説します。これから解体工事を始めようと考えている方、あるいは安全対策の知識を深めたい方は、ぜひ最後までご覧ください。

【解体現場でガードマンが果たす重要な役割】

解体工事では騒音・粉じんといった周辺への影響が避けられませんが、それ以上に重要なのが「人の安全の確保」です。特に人通りの多い地域での作業はリスクを伴い、場合によっては第三者を巻き込む事故に繋がる可能性もあります。

こうした中で、ガードマンの存在は現場にとって欠かせないものとなっています。以下のような点で、大きな役割を果たしています。

・通行人への安全配慮

工事中は重機の移動や資材の運搬、建材の飛散などが発生します。こうした状況で、歩行者が思わぬ形で現場に接近すると事故が起きかねません。ガードマンが常駐していれば、危険なエリアへの立ち入りを防ぎ、安全な通行を確保できます。

・車両誘導

道路に面した現場では、作業車やトラックの出入りによって交通が一時的に乱れることがあります。ガードマンはこうした場面で車両や歩行者を適切に誘導し、スムーズな交通の流れを維持します。

・トラブルの未然防止

近隣住民とのコミュニケーションもガードマンの重要な業務のひとつ。工事に対するクレームや不安の声に迅速に対応することで、住民との信頼関係を保ち、トラブルの芽を摘み取る役割を担います。

【ガードマンが求められる具体的な状況とは?】

ガードマンの必要性は、現場の立地や周辺環境によって左右されます。以下のような環境では、特にその重要性が高まります。

・交通量の多い道路沿い

幹線道路や通勤・通学路に接する現場では、車両や歩行者が絶えず行き来しています。こうした場所では、事故のリスクを最小限に抑えるため、ガードマンによる交通整理が欠かせません。

・学校や住宅地の近く

小さな子どもが頻繁に通る場所では、想定外の行動に備えた安全対策が必要です。ガードマンがいれば、飛び出しや接近に即座に対応でき、子どもたちを守る体制が整います。

・大型施設や高層建物の解体

重機の使用頻度が高く、作業内容が複雑な大規模解体現場では、周囲の人々への影響を抑えるためにもガードマンの存在が不可欠です。

【ガードマン配置が法律で義務付けられる場合も】

実は、ある条件下ではガードマンの配置が法令で定められていることがあります。以下のようなケースでは、解体業者や元請け業者は法令を順守する必要があります。

・道路使用許可に関連する場合

工事によって公道を一部使用する場合、警察署から「道路使用許可」を取得しなければなりません。この許可が下りる条件として、ガードマンの配置が求められることもあります。

・安全確保が困難なエリアでの工事

人通りが多く、通行者の安全を確保するのが難しい場所では、ガードマンの配置が条例や自治体の指導により義務付けられるケースがあります。

【ガードマンを配置しなかった場合のリスク】

コスト削減のためにガードマンを配置しないという選択を取った場合、次のようなリスクが伴います。

・事故発生の可能性

ガードマンがいない現場では、第三者の不意な立ち入りや、通行人との接触による事故が起こりやすくなります。

・工事の遅延

トラブルが発生すれば、作業が一時中断され、全体のスケジュールに遅れが生じることになります。

・企業イメージの低下

安全意識の低い現場として近隣住民からの信用を失い、会社の評判に悪影響が出る可能性もあります。

【ガードマンの配置費用とコストを抑える工夫】

ガードマンの費用は、おおむね1人1日あたり15,000円〜25,000円程度が目安です。配置する人数や時間帯によって総額は変動します。

作業時間を短縮する工夫

効率的なスケジュールを立てることで、必要な日数を減らせます。

人数を見極めて配置

過剰に人員を割くことなく、現場に応じた適正な数を見極めましょう。

地域の特性を考慮

近隣状況によっては、最小限の人数でも十分な対応が可能な場合があります。

【ガードマンの選び方と依頼のポイント】

良いガードマンを手配するためには、警備会社や解体業者の選定も重要です。次の点を意識して依頼を検討しましょう。

・資格の有無をチェック

「交通誘導警備業務検定」などの資格を取得している人材は、専門的な知識と対応力に優れており、信頼性が高いとされています。

・解体業者との連携を重視

解体業者がガードマンの手配も含めて対応してくれる場合、現場との連携がスムーズで、トラブルも起きにくくなります。

【ガードマンを配置しない場合の代替案】

現場や周辺状況によっては、ガードマンを配置せずに済むケースもあります。その場合、以下のような代替策が有効です。

・看板や案内の設置

「工事中につき通行注意」などの注意喚起表示を設置することで、歩行者や車両に現場の存在を認知させ、安全を促すことができます。

・作業時間の工夫

交通量が少ない早朝や深夜に作業を集中させることで、安全リスクを軽減し、ガードマンの必要性を下げることも可能です。

【昭島市、八王子市での解体工事はエコ・クリーン解体(株式会社野島工務店)へ】

今回は、解体工事においてガードマンを配置することの必要性や、業者の選定ポイントなどについて解説いたしました。解体工事におけるガードマンの役割は、安全確保、トラブルの予防、工事の円滑な進行と多岐にわたります。特に人や車の通行が多い場所では、その重要性はより一層高まります。現場の特性や工事規模を踏まえて、ガードマンの配置が必要かどうかを判断しましょう。昭島市、八王子市で解体工事をご検討の際は、ぜひ株式会社野島工務店へご相談ください。

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SERVICE FLOW

解体の流れ

  1. お問い合わせ

    お問い合わせ

    家屋解体や解体工事のご依頼は、エコ・クリーン解体のお問い合わせフォームや、電話番号からお気軽にご連絡ください。

  2. 現地調査

    現地調査

    エコ・クリーン解体が実際に解体をご希望されている建物へご訪問し、状況をみて実際に用いる解体手法などを確認させていただきます。

  3. お見積提出

    お見積提出

    現地調査で確認した解体をご希望されている現場の状況から、実際解体を行うとどれくらいの解体費用が発生するかを計算し、ご提出させていただきます。

  4. ご契約

    ご契約

    解体費用や解体手法、また解体にかかるお時間などをお客様にご確認いただき、実際に解体を行うかどうかをお客様に判断していただき、ご契約いたします。

  5. 建設リサイクル法の届出

    建設リサイクル法の届出

    建設リサイクル法とは、端的にいうと廃材の適当な処理や再資源化を促すための法律です。解体工事を行う場合必ず必要な届け出となります。エコ・クリーン解体ではこういった手続きもサポートさせていただきます。

  6. 解体工事着工

    解体工事着工

    荒天など不測のトラブルがない限りは解体工期を必ずお守りして解体いたします。 トラブルが起きた場合は直ちにエコ・クリーン解体からご連絡をさせていただきます。

  7. 解体工事完工

    解体工事完工

    エコ・クリーン解体は解体工期にこだわります。無理のない解体計画を組んでいるので、安全第一の解体工期を行いつつ、不測の事態さえなければ解体工期通りに完工致します。

  8. ご確認・引き渡し

    ご確認・引き渡し

    お客様に実際に解体後の現場を確認していただき、ご納得いただければ土地を引き渡し致します。 この時には、エコ・クリーン解体に家屋解体・解体工事を頼んでよかったと思っていただけるでしょう。 

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なぜ昭島市・八王子市に絞っているの?

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多くの解体会社は拠点から車で片道1時間以上かかる地域まで営業エリアにして施工をしています。ですが、片道で1時間もかかってしまうと、もしも現場で“何かあった時”担当者が現場に向かうのも1時間という長い時間がかかります。また、解体工事の場合基本的に距離が長くなればなるほど、費用は高くなります。トラックが長く走る分だけ費用が上がります。

"もしも"の時、担当者がすぐに駆け付けられる距離というのは安心感がありますよね。

また、施工エリアを拠点の近くに絞ることで、毎日お伺いすることができます。毎日の進捗状況を見て、毎日お客様にお会いすることで、すべてのお客様に安心感をもっていただくことができるのです。

私たちの工事はすべてのお客様に『笑顔』と『安心』を届けることが第一ですので、施工エリアを東京都昭島市・八王子市に絞り、ご対応させていただいております。