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2025.06.08更新

解体費用を抑える方法

昭島市、八王子市で解体工事を請負っている、株式会社野島工務店です。建物の老朽化や建て替えなどの理由から、住宅の解体工事を検討する場面は少なくありません。しかし、解体費用は決して安くないため、少しでも出費を抑えたいと考える方も多いでしょう。今回は、家の解体費用を抑えるための具体的な方法や、注意すべきポイントについて詳しく解説します。

【解体費用を抑える8つの実践的な方法】

1. 複数の業者から相見積もりを取る

最も基本で効果的な方法のひとつが、「相見積もり(あいみつもり)」の実施です。複数の解体業者に見積もりを依頼することで、価格や作業内容を比較でき、適正価格を把握しやすくなります。最低でも2~3社から見積もりを取りましょう。

業者ごとに含まれる作業範囲(建物のみか、外構含むか)や処分費の扱いなどが異なる場合があるため、見積書の内訳までしっかり確認することが重要です。比較の結果、金額に大きな差がある場合は、その理由を業者に確認すると、コスト削減のヒントが得られることもあります。

2. 家財・不用品の処分は自分で行う

解体工事前に室内の家具や家電、生活用品をそのまま残しておくと、それらの処分にかかる費用が別途請求される可能性があります。不用品の処分費は意外と高くつくため、可能な範囲で自分で片付けると、全体の費用を抑えられます。

粗大ごみとして自治体の回収を利用したり、リサイクルショップやフリマアプリを活用して売却・譲渡したりすることもおすすめです。特に、冷蔵庫やエアコンなどの家電4品目はリサイクル料がかかるため、早めの対応がカギとなります。

また、庭木や植木鉢などの屋外のものも、量が多いと処分費用が上がるため、可能であれば自分で伐採・処分しましょう。

3. 補助金・助成金制度を活用する

多くの自治体では、空き家対策や景観保全の一環として、解体費用の一部を補助する制度を設けています。これらの制度を上手く活用することで、数十万円~百万円単位の費用を削減できることもあります。

ただし、補助金の利用には条件が設けられていることがほとんどで、事前申請が必須のケースも多いです。手続きを始める前に、必ず各自治体の窓口や公式サイトで詳細を確認しましょう。

4. 中間業者を挟まず、解体業者に直接依頼する

ハウスメーカーや不動産会社を通じて解体工事を依頼すると、紹介料や中間マージンが上乗せされるため、費用が割高になりがちです。そのため、信頼できる解体業者を自分で探し、直接契約することで、費用を削減できます。

インターネットのマッチングサービスや比較サイトを利用すれば、地域の優良業者を簡単に見つけることができます。口コミや評価も参考にして、実績のある業者を選ぶと安心です。

5. 工事時期を調整して閑散期を狙う

解体業者にも繁忙期・閑散期があります。特に、3月~4月の引越しシーズンや年末年始前後は工事が集中し、予約が取りづらくなるほか、費用もやや高くなる傾向にあります。

一方、夏や梅雨時期などの閑散期は、業者のスケジュールに余裕があり、値下げ交渉がしやすい時期とされています。時間的な余裕があれば、工事時期を調整することで、費用を抑えるチャンスが生まれます。

6. 竣工図(建築図面)を提示する

解体工事の見積もりを依頼する際、竣工図(建物の設計図や構造図)を提出できると、工事内容の精度が高まり、余計なリスク分が見積もりに含まれず、適正価格で契約しやすくなります。

とくに、地下室の有無や鉄骨の使用などは見た目では判断しづらいため、図面があると業者が正確な工法を見積もることができ、過剰な請求や追加費用の発生を防ぐことにもつながります。

7. 各種手続きを自分で行う

建物の解体後には「建物滅失登記」の申請が必要ですが、これは法務局にて自分で手続きすることも可能です。登記の代行を依頼すると2~5万円程度の報酬が発生する場合があるため、自ら行えばその分を節約できます。

また、解体に伴う届け出(建設リサイクル法に基づく届出など)も、自分で行うことが可能です。ただし、書類作成や提出先の確認にはある程度の知識が必要なため、余裕がない場合は無理をせず、専門家に依頼する選択肢も考慮してください。

8. 解体ローンを上手に活用する

解体費用を一括で支払うのが難しい場合、金融機関の「解体ローン」やリフォームローンを利用するのも一つの手段です。特に地方銀行や信用金庫では、柔軟な審査で対応してくれるケースも見られます。

月々の支払いを分割することで、資金計画が立てやすくなり、解体に踏み切りやすくなります。ただし、ローンには利息が発生するため、金利や返済条件をよく比較したうえで利用を検討しましょう。

【注意すべき「安すぎる」見積もりの落とし穴】

一見魅力的に思える「格安見積もり」ですが、極端に安い場合にはいくつかのリスクがあります。

・必要な作業が見積もりに含まれておらず、後から追加請求される
・廃材を不法投棄する悪徳業者の可能性
・保険未加入で事故時の補償が不十分

安さだけで業者を決めるのではなく、実績や口コミ、資格(建設業許可、産業廃棄物収集運搬業許可など)を確認したうえで、信頼できる業者を選ぶことが大切です。

【昭島市、八王子市での解体工事はエコ・クリーン解体(株式会社野島工務店)へ】

今回は、解体費用を抑えるためのポイントについて解説いたしました。解体工事は高額な支出となってしまうことが多いですが、今回ご紹介したような方法を活用することで、出来る限り費用を抑えることが可能です。解体工事を依頼する際には、複数の業者から見積りを取り、信頼できる業者を探してみてください。昭島市、八王子市で解体工事をご検討の際は、ぜひ株式会社野島工務店へご相談ください。

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SERVICE FLOW

解体の流れ

  1. お問い合わせ

    お問い合わせ

    家屋解体や解体工事のご依頼は、エコ・クリーン解体のお問い合わせフォームや、電話番号からお気軽にご連絡ください。

  2. 現地調査

    現地調査

    エコ・クリーン解体が実際に解体をご希望されている建物へご訪問し、状況をみて実際に用いる解体手法などを確認させていただきます。

  3. お見積提出

    お見積提出

    現地調査で確認した解体をご希望されている現場の状況から、実際解体を行うとどれくらいの解体費用が発生するかを計算し、ご提出させていただきます。

  4. ご契約

    ご契約

    解体費用や解体手法、また解体にかかるお時間などをお客様にご確認いただき、実際に解体を行うかどうかをお客様に判断していただき、ご契約いたします。

  5. 建設リサイクル法の届出

    建設リサイクル法の届出

    建設リサイクル法とは、端的にいうと廃材の適当な処理や再資源化を促すための法律です。解体工事を行う場合必ず必要な届け出となります。エコ・クリーン解体ではこういった手続きもサポートさせていただきます。

  6. 解体工事着工

    解体工事着工

    荒天など不測のトラブルがない限りは解体工期を必ずお守りして解体いたします。 トラブルが起きた場合は直ちにエコ・クリーン解体からご連絡をさせていただきます。

  7. 解体工事完工

    解体工事完工

    エコ・クリーン解体は解体工期にこだわります。無理のない解体計画を組んでいるので、安全第一の解体工期を行いつつ、不測の事態さえなければ解体工期通りに完工致します。

  8. ご確認・引き渡し

    ご確認・引き渡し

    お客様に実際に解体後の現場を確認していただき、ご納得いただければ土地を引き渡し致します。 この時には、エコ・クリーン解体に家屋解体・解体工事を頼んでよかったと思っていただけるでしょう。 

SERVICE AREA

なぜ昭島市・八王子市に絞っているの?

施工エリア
昭島市・八王子市
施工エリアマップ

多くの解体会社は拠点から車で片道1時間以上かかる地域まで営業エリアにして施工をしています。ですが、片道で1時間もかかってしまうと、もしも現場で“何かあった時”担当者が現場に向かうのも1時間という長い時間がかかります。また、解体工事の場合基本的に距離が長くなればなるほど、費用は高くなります。トラックが長く走る分だけ費用が上がります。

"もしも"の時、担当者がすぐに駆け付けられる距離というのは安心感がありますよね。

また、施工エリアを拠点の近くに絞ることで、毎日お伺いすることができます。毎日の進捗状況を見て、毎日お客様にお会いすることで、すべてのお客様に安心感をもっていただくことができるのです。

私たちの工事はすべてのお客様に『笑顔』と『安心』を届けることが第一ですので、施工エリアを東京都昭島市・八王子市に絞り、ご対応させていただいております。