昭島市、八王子市周辺で解体工事を請負っている、株式会社野島工務店です。現在の住まいを建て直して、新しい生活を始めたいと考える方は多くいらっしゃると思います。しかし実際に「建て替えをするには何を準備すればよいのか」「注意点はあるのか」など、疑問を感じている人も少なくありません。今回は、解体工事から始まる建て替えの全体的な流れや、その際に押さえておきたいポイントについて詳しく解説していきます。さらに、建て替えとリフォームの違いにも触れ、費用を抑えるためのコツもご紹介しますので、これから新築を検討している方はぜひ参考にしてください。
Contents
【建て替えの工程〜解体から新築までの流れ】
まずは、建て替えを実行する際の一連の手順を見ていきましょう。建て替えとは、今住んでいる家を取り壊し、同じ敷地に新たな住宅を建てることです。このため、工事中は別の場所へ一時的に引っ越す必要があります。解体から新居への入居までの流れを事前に把握しておくとスムーズです。
1. 建築会社の選定
信頼できる住宅会社や工務店の選定が最初のステップです。建て替えを決意したら、どんな家を建てたいか、予算はどの程度かなどを整理し、それに合った業者を探します。各社から資料を取り寄せる、見学会に参加するなどして情報収集を行い、複数の担当者と話す中で納得のいく業者を選んでいきましょう。
2. 設計と詳細の打ち合わせ
依頼する会社を決めたら、次は具体的な間取りや設備に関する打ち合わせに入ります。この段階で、要望や予算をしっかり伝え、必要に応じて調整を加えながら設計プランを固めていきます。見積もりもこの頃に出されるため、内容を家族と共有して再度検討する時間を取りましょう。
3. ローンなどの資金計画
新築に伴う費用を用意するため、住宅ローンの検討も早めに始める必要があります。工事が始まってからでは遅いため、設計図面や見積もりを元に金融機関へ事前相談し、借入可能額や審査の流れを確認しておくと安心です。
4. 解体業者の手配
家を建て直すには、まず古い住宅を取り壊す作業が必要になります。工務店などを通じて解体業者を紹介される場合もありますが、仲介手数料が発生するため、自分で業者を探した方が安く済むこともあります。複数社から見積もりを取って比較し、納得できる業者に依頼することをおすすめします。
5. 仮住まいの準備
解体や建築の期間中は、仮住まいに引っ越す必要があります。建て替えの規模によりますが、おおよそ半年程度が目安です。物件探しには時間がかかることもあるため、早めに動き出すことが大切です。短期賃貸に対応しているマンスリーマンションなども候補に入れるとよいでしょう。
6. 引っ越しと不用品の整理
仮住まいへの引っ越し前には、家の中をきれいに片付ける必要があります。不要な家具や家電などは処分し、室内を空に近い状態にしておくことで、解体費用の追加請求を避けることができます。引っ越し業者についても、複数社から見積もりを取り比較することで、費用を抑えることが可能です。
7. 地盤調査と改良工事
住宅を新たに建てる際には、地盤の強さや状態を確認する調査が法律で義務づけられています。解体工事後に本格的な調査を実施し、問題があれば地盤改良を行う必要があります。これにより、将来の地震や沈下に備えた安全な住宅建設が実現します。
8. 解体工事の実施
各準備が整ったら、いよいよ解体工事が始まります。工事開始前には、近隣住民への挨拶やガス・電気・水道などのライフライン停止手続き、工事の騒音・粉じん対策として養生シートの設置などが行われます。安全かつスムーズに工事を進めるためにも、業者と密に連携を取りましょう。
【建て替えとリフォームの違いとは?】
住宅を新しくする方法には、「建て替え」と「リフォーム」の2つがあります。どちらが自分にとって最適かを判断するためにも、それぞれの違いを理解しておくことが大切です。
・建て替えの特徴
建て替えは、既存の住宅をすべて解体し、更地に戻してから新たに建物を建築する方法です。自由度が高く、耐震性や断熱性などを最新基準に合わせて設計できる点がメリットですが、建築確認申請や法規制の適用、解体費用なども含めて全体的に費用と期間がかかるというデメリットもあります。
・リフォームの特徴
一方、リフォームは今ある建物の構造を生かしながら部分的に手を加えて改善する方法です。外壁や内装、水回りなどを中心に工事を行うことが一般的で、費用を抑えやすいのが特徴です。ただし、建物自体の構造が古くなっている場合は、リフォームでは不十分なこともあるため、注意が必要です。
【費用を抑えるためのポイント】
建て替えにかかる費用は、解体・新築・引っ越し・仮住まい・地盤調査など多岐にわたります。少しでもコストを下げるためには、以下のような工夫が効果的です。
・解体業者や引っ越し業者は複数社から見積もりを取得する
・仮住まいは家族構成や必要設備を考慮して無駄のない物件を選ぶ
・工務店やハウスメーカーとの打ち合わせで不要なオプションを減らす
・住宅ローンや補助金制度を事前に調べ、利用できるものは積極的に活用する
【解体工事、新築工事はどちらもエコ・クリーン解体(株式会社野島工務店)へ】
今回は、解体工事から建て替えまでの流れや、建て替えとリフォームの違いなどについて解説いたしました。家の建て替えには多くの準備が必要となりますが、事前に流れを把握しておくことで、失敗を防ぎ、理想の住まいを手に入れることが可能です。リフォームと迷っている方は、建物の状態や家族のライフスタイルに合わせてどちらが適しているかを判断しましょう。弊社は解体工事の他、新築工事、加えてリフォーム工事もお任せいただくことが可能です。家を今後どうしていくかお悩みの場合は、ご相談だけでもかまいませんので、いつでも株式会社野島工務店へお問い合わせください。