昭島市・八王子市周辺で解体工事を請負っている、株式会社野島工務店です。前回は、庭の解体工事を行う際にかかる費用相場や業者選びのポイントなどについてご紹介しました。小規模な庭解体であれば、業者に依頼せずに自分で作業を行うことも可能です。今回は、自分で庭解体を行う際にかかる費用や注意点などについて解説いたします。庭のリフォームをご検討中の方は、ぜひ参考にしてみてください。
Contents
- 【庭木や庭石を自分で撤去する方法】
- 1.オークションやフリマで売却する
- 2.造園会社や買取業者に引き取ってもらう
- 3.ゴミとして処分する
- 【解体後の庭を整地する方法】
- 方法①粗仕上げ
- 方法② 砕石舗装
- 方法③ 真砂土舗装
- 方法④ アスファルト舗装
- 方法⑤ 地盤改良
- 【庭の解体を自分で行う際の注意点】
- 1. 安全確保
- 2. 処分方法の確認
- 3. 作業時間と手間を見積もる
- 4. 近隣への配慮
- 【庭の解体にかかる費用の目安】
- 1. 必要な道具の費用
- 2. 処分費用
- 3. 追加の処理費
- 【自分で解体するか業者に依頼するかの判断ポイント】
- ・自分で解体が向いている場合
- ・業者に依頼したほうが良い場合
- 【庭解体はエコ・クリーン解体(株式会社野島工務店)へ】
【庭木や庭石を自分で撤去する方法】
庭木や庭石は、自分で撤去することも十分可能です。ただし、作業の難易度やリスクを考慮しながら進める必要があります。以下では、庭木や庭石を安全かつ効率的に取り除くための方法をご紹介します。
1.オークションやフリマで売却する
庭木や庭石は、インターネット上のオークションサイトやフリマアプリで販売することができます。特に希少価値の高い庭石や、立派な庭木は高値で取引される可能性があります。
ただし、購入者が見つかるまでに時間がかかることがあるため、その間の保管場所を確保する必要があります。また、個人間のやりとりでは代金の受け渡しや配送に関するトラブルが起こる可能性もあるため、慎重に進めましょう。
2.造園会社や買取業者に引き取ってもらう
造園会社や不用品買取業者に依頼をすることで、庭石や庭木を買い取ったり、場合によっては無料で引き取ってくれたりする場合があります。こうした業者に連絡する際には、庭木や庭石の写真を撮って状態を伝えるとスムーズに話が進みます。
3.ゴミとして処分する
自治体によって、廃棄物の処分方法について明確なガイドラインを作成している場合があります。通常、庭木や庭石は一般家庭ごみとして扱われないため、自治体の粗大ごみ回収サービスや専門の処分業者を利用する必要があります。また、大型の物置や池の設備を撤去する場合には、事前に市役所に相談し、処分方法を確認してください。
庭木や庭石を自分で運搬する場合、重量があるため適切な道具や車両が必要です。資材の運搬に適したユニック車やトラックを貸し出している業者もあるので、こうした業者を活用して自力で運び出すことも可能です。
【解体後の庭を整地する方法】
庭の解体が完了した後、その土地をどのように整地するかは、今後の用途によって大きく異なります。専門的な知識や技術が必要な作業なので、金銭的に余裕があれば業者へ依頼をすることをおすすめいたします。以下では、目的別に5つの整地方法を詳しく解説します。
方法①粗仕上げ
粗仕上げは、最もシンプルな整地方法です。庭木や庭石を撤去し、重機を使って土地を平らに整える作業が中心となります。土地活用の予定が未定の場合には、この方法が多く利用されています。
方法② 砕石舗装
砕石舗装は、駐車場として使用するための簡易的な整地方法です。砕石を敷き詰めることで、車がスムーズに停められる状態を作ります。駐車場需要が高まっている近年では、この方法が特に人気です。
方法③ 真砂土舗装
土地を売却する際には、見栄えが良くなる真砂土舗装がおすすめです。
方法④ アスファルト舗装
本格的な駐車場を作る場合には、アスファルト舗装が適しています。商業施設や住宅街の一部ではアスファルト舗装が主流となっています。
方法⑤ 地盤改良
建物の新築工事を行う際には、地盤改良が必須となります。
【庭の解体を自分で行う際の注意点】
1. 安全確保
重機やチェーンソー、スコップなどを使用する場合、誤った使い方をすると事故につながります。事前に使用方法を確認し、保護具(手袋、ヘルメット、ゴーグルなど)を着用してください。また、大きな庭木を伐採したり、庭石を動かしたりする際は、倒れる方向や周囲の状況を確認しておく必要があります。不意に転倒して周辺の建物や物を壊すことがないよう注意しましょう。
2. 処分方法の確認
庭木や庭石を山や川に捨てることは法律で禁止されています。不法投棄が発覚すると罰金や刑罰の対象になるため、適切な処分を行いましょう。また、自治体によって粗大ごみの収集方法や廃棄ルールが異なります。お住まいの自治体に事前に問い合わせて、必要な手続きや料金を確認してください。
3. 作業時間と手間を見積もる
一見簡単そうに見えても、庭木や庭石の撤去には時間と労力がかかります。特に大きな庭木の根を掘り起こす作業や、重い石を移動させる作業は想像以上に負担が大きいです。自分たちの手で可能かどうか、今一度よく検討してみてください。また、大きな庭石や庭木を運搬する際は、トラックやユニック車などの車両が必要になる場合があります。車両や道具など、必要なものを揃えるコストも考慮しましょう。
4. 近隣への配慮
解体作業で出る音や振動が近隣の迷惑になる可能性があります。作業前に一言挨拶をし、可能であれば作業時間を調整してください。また、作業中に発生するゴミや土埃が周囲に飛散しないよう、シートを使うなどの対策を行いましょう。
【庭の解体にかかる費用の目安】
自力で庭を解体する場合でも、以下のような費用が発生することを理解しておきましょう。
1. 必要な道具の費用
スコップ、ノコギリ、チェーンソー:数千円~3万円
運搬用のトラックレンタル:1日あたり8,000円~1万5,000円
保護具(ヘルメット、手袋など):3,000円~1万円
2. 処分費用
庭木の伐採・伐根処理:1本あたり:5,000円~4万円(大きさや種類による)
庭石の処分:1kgあたり:30円~40円(重さや運搬距離に応じて増加)
池の撤去:20万円前後
ブロック塀の撤去:1㎡あたり5,000円~10,000円
3. 追加の処理費
整地費用(必要に応じて)
更地にするだけなら300~600円/㎡
駐車場用にする場合は2,000~7,000円/㎡
【自分で解体するか業者に依頼するかの判断ポイント】
・自分で解体が向いている場合
小規模な庭で、庭木や庭石の量が少ない。
必要な道具や車両を持っている、もしくはレンタルできる。
時間に余裕があり、作業を分割して進められる。
・業者に依頼したほうが良い場合
庭木や庭石が多く、大型で重いものがある。
短期間で作業を終えたい。
解体後の整地や処分も含めてスムーズに進めたい。
【庭解体はエコ・クリーン解体(株式会社野島工務店)へ】
今回は、自力で庭を解体する際の注意点やかかる費用などについて解説いたしました。自分で庭を解体できるかどうか十分に検討したうえで、作業を行う場合は安全に十分注意してください。少しでも不安を感じたら、業者に依頼をするのがおすすめです。昭島市・八王子市周辺で解体工事をご検討の際は、ぜひ株式会社野島工務店へご相談ください。