昭島市・八王子市周辺で解体工事を請負っている、株式会社野島工務店です。ご自宅に不要な倉庫があり、解体を検討している方はいますか。不要になった倉庫を解体する際、費用がどの程度かかるのか気になるでしょう。倉庫の解体にかかる費用は、倉庫の材質や規模、さらには立地条件などが影響を与え、一概には言えません。今回は、倉庫解体における費用相場や内訳を解説するとともに、八王子市で倉庫を解体する際に費用を抑えるためのコツについてもご紹介します。
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【倉庫の材質ごとの解体費用相場】
倉庫の材質によって解体費用は異なります。以下に代表的な材質別の坪単価をまとめました:
木造:15,000円–25,000円
鉄骨造:20,000円–30,000円
プレハブ:20,000円–30,000円
木造倉庫の解体は比較的安価で済む一方、鉄骨造やプレハブは手間と時間がかかるため、費用が高くなる傾向があります。八王子市でも同様の相場が見られますが、業者によって提示される金額は異なるため注意が必要です。
【解体費用が決まる4つのポイント】
倉庫解体費用を左右する主要なポイントを以下に説明します。
・倉庫の大きさ
倉庫の面積が広いほど解体に時間がかかり、費用が増加します。また、八王子市のような住宅密集地では重機が使用できないケースもあり、手作業になると費用が高くなることがあります。
・土台の有無
倉庫の土台が地中深く埋まっている場合やコンクリートで固められている場合、その撤去には追加の費用がかかることがあります。特に八王子市のように地盤の違いが見られる地域では、土台の撤去作業が費用に影響します。
・倒壊の危険性
老朽化した倉庫は安全性を考慮して慎重に作業する必要があり、解体費用が上がる場合があります。
・立地条件
倉庫が住宅街に近い場合や、狭い道に面している場合は重機の搬入が難しく、手作業が必要になることがあります。八王子市でも古い倉庫が住宅街の奥にあるケースが多く、これが費用の増加要因となります。
【費用を抑えるための5つのポイント】
倉庫解体費用を抑えるためには、以下の工夫が有効です。
・下請業者を利用しない業者を選ぶ
中間マージンをカットするために、下請けを利用しない業者を選びましょう。八王子市には、自社施工で解体を行う業者も多く存在します。
・事前に不用品を処分する
解体前に倉庫内の不要物を片付けておくことで、産廃処理費用を抑えることが可能です。
・業者の繁忙期を避ける
11月から3月は解体業者の繁忙期とされています。八王子市でもこの時期は費用が高くなりがちなので、4月から9月に依頼するのがおすすめです。
・補助金や助成金を活用する
八王子市でも、自治体が解体費用の一部を補助する制度がある場合があります。利用可能かどうか事前に確認しておくと良いでしょう。
・複数の業者に見積もりを依頼する
2社以上の業者に見積もりを依頼し、比較することが大切です。一括見積もりサイトを利用する場合は、中間手数料の発生に注意してください。
【自力で倉庫を解体する方法】
倉庫解体を業者に依頼せず、自力で行うことも可能ですが、気を付けるべきポイントがいくつかあります。以下に、自力で倉庫を解体する際の具体的な手順と注意点を詳しく説明します。
・必要な工具をそろえる
まず、解体作業に必要な工具を準備することが重要です。一般的には以下の道具が必要になります・
軍手:手を保護するために必須です。
スパナ・レンチ:ボルトやナットを取り外すために使用します。
バール:解体作業で部材を分離する際に役立ちます。
ハンマー:木材や軽量な金属を取り外すために便利です。
電動ドライバー:ねじの取り外し作業を効率化します。
脚立:高い部分の作業に必要です。
また、安全性を確保するために、ヘルメットや防塵マスク、作業着も忘れずに用意してください。工具が適切に揃っていないと作業が滞るだけでなく、思わぬ怪我の原因になることもあるため、準備を徹底しましょう。
・解体に必要な届け出を事前に提出する
次に、解体工事に必要な届け出を確認し、提出することが必要です。特に「建設リサイクル法」の対象となる場合、事前の届け出が義務付けられています。この法律は特定建設資材(コンクリート、アスファルト、木材など)が使用された建物が対象で、床面積が80㎡を超える場合に適用されます。八王子市内でもこの要件に該当する場合は、解体開始の7日前までに届け出を行いましょう。届け出を怠ると罰則が科される場合があるため、注意が必要です。
・近隣住民への配慮を行う
倉庫解体の際には、騒音や粉塵が発生するため、近隣住民への配慮が重要です。八王子市のように住宅が密集している地域では、解体作業が原因でトラブルが発生することもあります。そのため、作業開始前に事前の挨拶や説明を行いましょう。例えば、作業期間や時間帯、粉塵対策について具体的に伝えると、住民の理解を得やすくなります。また、解体中に発生する騒音が長時間続かないよう、作業時間を午前と午後に区切るなどの工夫も効果的です。
・廃材の処分を適切に行う
最後に、解体で発生した廃材を適切に処分することが必要です。自治体ごとの廃棄物処理ルールに従い、廃材を分類し、正しく処理してください。八王子市では、粗大ごみや産業廃棄物の処分に関する規定が細かく定められているため、事前に自治体へ相談するとスムーズです。例えば、コンクリートブロックは自治体の粗大ごみとして処分できない場合があるため、建設業者やリサイクル業者に相談する必要があります。また、金属製の部材はリサイクル業者に買い取ってもらえることも多いため、費用を抑える工夫として検討してください。
【八王子市での解体工事はエコ・クリーン解体(株式会社野島工務店)へ】
今回は、八王子市で倉庫を解体する際にかかる費用相場や、費用を抑えるためのポイントなどについて解説いたしました。倉庫の解体費用は材質や規模、立地条件などによって異なります。八王子市で倉庫解体を検討する際は、地元業者への相談や補助金制度の活用を視野に入れ、費用を抑える工夫を行うことをおすすめいたします。また、自力で解体する場合は安全対策を万全にし、近隣住民への配慮を忘れないようにしましょう。当社は昭島市・八王子市周辺で解体工事を請負っています。八王子市で倉庫の解体をご検討の際は、ぜひご相談ください