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2025.02.19更新

八王子市でのアスベスト含有建物の解体工事について②

昭島市・八王子市周辺で解体工事を請負っている、株式会社野島工務店です。アスベストを含む建物の解体工事は、非常に慎重で専門的な手順が必要です。特に八王子市のように住宅地が多い地域では、周囲への影響を最小限に抑えるための工夫が求められます。八王子市では、解体工事に関連する条例やガイドラインが整備されており、作業の各段階で地域特性に配慮した対応が重要です。以下では、八王子市でのアスベスト含有建物の解体工事の詳細な流れを説明します。

1.事前調査

解体工事の第一歩は、建物の状況を調査することです。具体的には、建物の解体範囲や老朽度を確認し、アスベストが含まれているかどうかを検査します。八王子市では環境への配慮が求められるため、現地調査は特に重要視されています。電話やメールで概算費用を問い合わせることは可能ですが、正確な費用や工期を見積もるには現地調査が不可欠です。
また、八王子市の地域特性として、隣接する住宅や道路が近い場合が多いため、現地調査時には重機の搬入経路や養生方法の検討も併せて行います。急ぎの工事であっても、必ず専門業者による詳細な調査を依頼することが推奨されます。

2.必要書類の提出

アスベストが含まれる建物であると判明した場合、法律に基づいて適切な書類を提出する必要があります。八王子市でも、この点は厳格に管理されています。アスベストの飛散性(レベル1~3)に応じて、提出が必要な書類が異なります:

・工事計画届:レベル1で必要
・特定粉じん排出等作業実施届:レベル1、2で必要
・建築物解体等作業届:レベル1、2で必要
・解体工事関連の届出:レベル1,2,3で必要

八王子市では、特に住宅密集地での作業が多いため、解体工事関連の届出は非常に重要です。多くの場合、業者が書類作成を代行しますが、最終的な確認は施主自身が行うべきです。また、自治体窓口では、これらの手続きをスムーズに進めるための支援が提供されていることもあります。

3.近隣へのあいさつ

八王子市のような住宅地では、解体工事に伴う騒音や振動が周囲に影響を与える可能性があります。そのため、工期が近づいたら近隣住民へのあいさつが欠かせません。特にアスベストを含む建物の解体工事では、周囲に安心感を与えるため、事前に適切な説明を行うことが大切です。両隣や向かいの住宅、裏手の建物など、特に影響を受けやすい箇所への配慮を優先的に行いましょう。工事業者があいさつを代行するケースもありますが、地域住民との信頼関係を重視するのであれば、施主も同行することをおすすめします。

4.解体準備作業

実際の解体作業に入る前に、以下のような準備が必要です。基本的には解体業者が行いますが、不要物を片付けておくなど出来る範囲で協力することで、スムーズに作業が進みやすくなります。

・ライフラインの停止:電気、ガス、水道の供給を停止します。ただし、アスベストを含む建物の解体工事では水道を使用して粉じんを抑えることが一般的なため、業者に確認をしてください。
・配管・配線の撤去:不要な配線や配管を事前に撤去します。
・建物内部の不用品撤去:家具や機器などの不要物を処分します。
・足場の組み立て:作業員の安全を確保するための足場を設置します。
・養生:アスベストの飛散を防ぐため、シートやカバーで建物全体を覆います。八王子市では、住宅が密集しているため、特に養生作業が重要です。アスベストが飛散しないよう、厳格な基準に基づいて養生を行います。

5.アスベストの除去

養生作業が完了したら、次にアスベストの除去に進みます。アスベストの飛散を防ぐため、水や薬液を使用しながら慎重に除去を行います。作業員は粉じんマスクや防護服を着用し、安全性を確保します。この工程は高度な専門知識が必要なため、八王子市内では解体工事業者と別の専門業者が担当することが一般的です。また、アスベスト除去作業の進行状況が適切であるかを自治体が確認する場合もあります。周辺住民への配慮と環境保全のため、工程の透明性が求められます。

6.建物の解体

アスベストの除去が完了した後、本格的な建物の解体が始まります。解体は、屋根や内装を手作業で取り外す工程から始まり、重機を使った柱や基礎の解体へと進みます。ただし、八王子市内の狭い道路や密集地では重機の使用が制限される場合があり、手作業での解体が必要になることもあります。この段階では、廃材を種類ごとに分別する作業も並行して行われます。八王子市をはじめ各自治体では廃棄物処理に関する規制を厳しく取り締まっているため、すべての廃材が適切に処分されるよう、業者が責任を持って対応します。

7.廃材分別・整地

解体工事の最終段階として、廃材の分別と撤去、そして整地を行います。整地作業では、土地を平らに整えるだけでなく、場合によってはアスファルトやコンクリートで地面を覆うこともあります。整地後の土地利用計画が八王子市の建築基準法に適合しているかを確認し、次の建設プロジェクトがスムーズに進むよう準備を整えます。

【八王子市での解体工事はエコ・クリーン解体(株式会社野島工務店)へ】

今回は、八王子市でのアスベストを含む建物の解体工事の流れについて解説いたしました。八王子市におけるアスベスト含有建物の解体工事では、環境保護と地域住民への配慮が最優先されます。工事の各段階で地域特性に応じた対応を行うことで、安全かつ円滑に作業を進めることができます。専門業者との協力を通じて、八王子市の環境を守りながら適切な解体工事を実現しましょう。当社では昭島市・八王子市周辺で解体工事を請負っています。八王子市で解体工事をご検討の際は、いつでもご相談ください。

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  5. 建設リサイクル法の届出

    建設リサイクル法の届出

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多くの解体会社は拠点から車で片道1時間以上かかる地域まで営業エリアにして施工をしています。ですが、片道で1時間もかかってしまうと、もしも現場で“何かあった時”担当者が現場に向かうのも1時間という長い時間がかかります。また、解体工事の場合基本的に距離が長くなればなるほど、費用は高くなります。トラックが長く走る分だけ費用が上がります。

"もしも"の時、担当者がすぐに駆け付けられる距離というのは安心感がありますよね。

また、施工エリアを拠点の近くに絞ることで、毎日お伺いすることができます。毎日の進捗状況を見て、毎日お客様にお会いすることで、すべてのお客様に安心感をもっていただくことができるのです。

私たちの工事はすべてのお客様に『笑顔』と『安心』を届けることが第一ですので、施工エリアを東京都昭島市・八王子市に絞り、ご対応させていただいております。