現場ブログ解体工事のお役立ち情報
2025.02.17更新

解体工事前のお祓いについて②

昭島市で解体業を営んでいる、株式会社野島工務店です。さて、前回は解体工事前に行うことのあるお祓いについて、おおまかな内容を解説いたしました。今回は、実際に儀式を行う際はどのような流れになるのかなど、より詳しい内容について解説いたします。解体工事前のお祓いは非常に重要な儀式であり、昭島市においても多くの人々がこの伝統を重んじています。多少難しい用語も含まれますが、各ステップの意義をしっかりと理解することで、より良い意識で儀式に臨むことができるでしょう。

【お祓いの流れ】

それでは、昭島市でのお祓いの流れを説明いたします。お祓いは、開式の辞が終わった後に行われる修祓の儀(しゅっばつのぎ)によって始まります。この儀式は、参加者が心身ともに清められる重要なステップです。修祓では、神主が祓いの道具を用いて、場の清めを行います。これは、神様をお迎えするにあたり、邪気や不浄を取り除くためのもので、儀式全体の基盤を築く役割を果たします。修祓が完了した後、続いて行われる降神の儀(こうしんのぎ)で神様をお招きします。この儀式では、神主が神様に対して敬意を表し、神霊を祭壇にお迎えします。神様が降臨することで、儀式の神聖さが一層増します。

降神の儀の後、献饌の儀(けんせんのぎ)が行われ、神様に食事をお供えします。これは、神様に感謝の意を示し、共に過ごすための儀式であり、供えられた食材は、神様にとって特別な意味を持つものです。献饌の際、神主や参加者は心を込めてお供えを行います。神様への敬意を表し、参加者全員がその場にいる意味を再確認する大切な時間です。

その後、神主や宮司が祝詞奏上(のりとそうじょう)を行います。これは、神様への祈りを捧げる時間であり、祝詞は神社や地域に根ざした伝統的な言葉で構成されています。祝詞の中では、工事の無事や地域の安全を祈願する内容が含まれ、参加者はその言葉に耳を傾けることで、神様とのつながりを感じることができます。

祝詞奏上が終わると、祭場を離れ、建物の四隅と入り口を清める清祓いの儀(きよはらいのぎ)が実施されます。この儀式では、建物が安全に解体されるように祈願がなされ、周囲の環境も清められます。清祓いは、建物を守ってきた神様への感謝の意も含まれています。この段階で、参加者は工事に対する思いを新たすることができます。

次に、取毀の儀(とりこぼちのぎ)が行われます。この儀式では、柱を木槌で叩き、建物を解体する準備をします。これは、建物がこれまで果たしてきた役割を終え、新しい発展へと向かうための象徴的な行為です。参列者全員が玉串奉奠(たまぐしほうてん)にて玉串をお供えし、拝礼します。玉串奉奠は、神様に感謝の意を示す大切な瞬間であり、参列者全員が一体感を持つ時間でもあります。

その後、神様へのお供え物を下げる撤饌の儀(てっせんのぎ)が行われ、神様を元の御座へお送りする昇神の儀(しょうしんのぎ)が続きます。これらの儀式を通じて、神様とのつながりが一層深まります。最後に、神酒や神様の食事である神饌をいただく直会の儀(なおらいのぎ)を経て、閉式の辞を述べ、お祓いが完了します。直会の儀では、参加者同士の交流が生まれ、神様への感謝を共に分かち合う機会となります。

基本的には、施主が直接行う神事は玉串奉奠のみで、その他の儀式は神主や宮司が中心となって進めます。施主はその儀式を静かに見守りながら、心の中で神様に感謝の気持ちを捧げることが大切です。このように、お祓いの流れは、ただの儀式ではなく、参加者全員が心を一つにして行う大切なプロセスであることを理解しておきましょう。

【所要時間とデメリット】

昭島市でのお祓いにかかる所要時間は約1時間程度と言われていますが、内容や参列者の人数によって前後することがあります。おおよそ1時間程度を目安にしておくと良いでしょう。解体工事前のお祓いを行わなくても大きな問題は生じませんが、デメリットとしては、解体工事中やその後に事故やトラブルが発生した場合に「お祓いをしておけば良かった」と後悔する可能性がある点です。お祓いをすることで精神的な安定を得られ、工事に対する不安を和らげる効果も期待できるため、昭島市の人々の多くは、この儀式を行うことを選択しています。

【地鎮祭やお祓いに関する工事業者側の考え】

昭島市の解体業者や建設会社は、地鎮祭やお祓いに関して協力的なことが多いです。私たち株式会社野島工務店も、解体をさせていただく前にはこれまでその建物を守ってきた神様に対する感謝を示す為、またその後の建設工事が無事に進行することを願い、解体清祓いを行うことがあります。相続などで受け継いだ空き家を解体する際や、これまで住んできた家を建て替える際、寂しさや心苦しさを感じると思います。お祓いをしなかったことで後から後悔する可能性が少しでもあるのなら、行うことをお勧めいたします。昭島市で解体工事を考えている方は、お祓いについてもご相談に乗らせていただける場合がありますので、お気軽にお問合せください。

【昭島市での解体工事はエコ・クリーン解体(株式会社野島工務店)へ】

今回は、解体工事前に行うお祓いについて、実際の流れなどを詳しく解説いたしました。昭島市における解体工事前のお祓いは、単なる儀式ではなく、施主や周囲の人々の気持ちを結びつける大切なプロセスです。地鎮祭やお祓いを行うかどうかは、最終的には自分の気持ち次第なので、周囲の意見も考慮しながら検討してみてください。私たち株式会社野島工務店は、昭島市での解体工事を通じて地域の皆様に貢献できることを心より願っております。

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多くの解体会社は拠点から車で片道1時間以上かかる地域まで営業エリアにして施工をしています。ですが、片道で1時間もかかってしまうと、もしも現場で“何かあった時”担当者が現場に向かうのも1時間という長い時間がかかります。また、解体工事の場合基本的に距離が長くなればなるほど、費用は高くなります。トラックが長く走る分だけ費用が上がります。

"もしも"の時、担当者がすぐに駆け付けられる距離というのは安心感がありますよね。

また、施工エリアを拠点の近くに絞ることで、毎日お伺いすることができます。毎日の進捗状況を見て、毎日お客様にお会いすることで、すべてのお客様に安心感をもっていただくことができるのです。

私たちの工事はすべてのお客様に『笑顔』と『安心』を届けることが第一ですので、施工エリアを東京都昭島市・八王子市に絞り、ご対応させていただいております。