昭島市で解体業を営んでいる、株式会社野島工務店です。
今回は、ウッドデッキやフェンスの解体について解説していきます。ウッドデッキは、家族でのバーベキューやガーデニングなど、さまざまな用途に利用できるため、昭島市にお住いの皆様の中にも設置しているご家庭が多いかと思います。屋外空間を活用できる魅力的な設備ですが、時間の経過とともに劣化が進むため、いつかは解体を検討する必要があります。見た目は良好でも、内部で腐食が進んでいることがあり、そのまま放置すると床が抜けてしまい、ケガをする危険性もあります。
今回の記事ではウッドデッキやフェンス解体するべきタイミングや費用の相場、費用を抑える方法について詳しく解説します。ウッドデッキの解体を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
Contents
【ウッドデッキやフェンスの解体を検討する目安】
ウッドデッキやフェンスを解体すべきかどうかの判断材料をいくつか紹介します。これらのポイントを押さえて、適切なタイミングで解体を検討しましょう。
1. 木材の寿命
ウッドデッキの木材の寿命が、解体の大きな目安となります。ウッドデッキには「ソフトウッド」と「ハードウッド」が使われている場合が多く、種類によって耐久年数が異なります。
ソフトウッド(スギやマツなど)は、やわらかい材質で安価な木材ですが、耐久性が低く、その寿命は短ければ3年程度、長くても15年ほどです。
ハードウッド(イタウバやフィエラなど)は、耐久性に優れた高価な木材で、寿命は約20年と長いです。
2. 木材の腐食
ウッドデッキやフェンスは屋外に設置されるため、雨風にさらされて腐食が進みやすいです。床面がたわんだり、歩くときに軋む音がする場合、腐食が進んでいるサインです。このような兆候が見られたら、早めに解体を検討しましょう。
3. シロアリ被害
ウッドデッキやフェンスはシロアリの被害に遭いやすいため、特に注意が必要です。放置していると、床が抜けてケガをする危険だけでなく、シロアリが家全体に被害を広げる恐れもあります。昭島市でもシロアリの被害にあっているご家庭がみられます。被害を見つけたら、早急に解体を検討しましょう。
【ウッドデッキやフェンスの解体費用の相場】
昭島市でのウッドデッキやフェンスの解体にかかる費用は、業者に依頼する場合と自力で解体する場合で大きく異なります。ここでは、それぞれの費用の目安を説明します。
1. 業者に依頼した場合の費用
昭島市でウッドデッキの解体を業者に依頼する場合、費用は30,000円~100,000円が相場です。この費用には、作業費、出張費、人件費、廃棄処分費などが含まれます。ウッドデッキの面積や設置状況によって費用が変動し、敷地内にトラックが入れるスペースがない場合や、基礎部分がコンクリートで固定されている場合は、作業が困難になるため費用が高くなる傾向があります。
2. 自力で解体した場合の費用
自分でウッドデッキを解体した場合は、廃材処分費用として10,000円~30,000円程度の出費で済みます。ただし、解体に必要な工具(ノコギリや電動ドライバーなど)を揃える必要があり、持っていない場合はその購入費が追加で発生します。さらに、基礎部分がコンクリートでできている場合は、廃棄処理が困難なため、業者に依頼することも検討しましょう。
【ウッドデッキ解体費用の内訳】
業者によって費用の内訳は異なるため、解体業者を選ぶ際には内訳をしっかりと確認することが重要です。代表的な費用の内訳は以下のとおりです。
1. 基本費用
現場までの出張費や調査費用など、業者が現場に来るために発生する費用です。相場は5,000円前後ですが、現場が昭島市内にあり移動に時間がかからない場合など、業者によっては無料としているケースもあります。
2. 解体工事費用
ウッドデッキの解体作業にかかる人件費や作業費用です。ウッドデッキの広さや作業内容によって異なり、一般的な広さのウッドデッキの場合、1時間あたり3,000円が相場のようです。業者の作業スピードや作業員の人数によっても費用は変わりますので、見積もり時に確認しておくことが大切です。
3. 処分・運搬費用
解体した後の廃材を処分場に運搬する費用です。廃材の量や処分場までの距離によって費用が異なります。また、その地域の廃棄物処理ルールに従うため、昭島市と周辺地域とで費用が変動する場合があります。業者が廃棄物処理施設を保有している場合は、比較的安価に処分することができます。ただし、あまりに費用が安すぎる場合は、不法投棄のリスクもあるため注意が必要です。
4. その他追加費用
トラックが敷地内に入れない場合や、2階以上の高所にウッドデッキが設置されている場合、廃材の運搬や作業が困難になるため追加費用が発生することがあります。
【ウッドデッキの解体費用を安く抑えるポイント】
ウッドデッキの解体費用をできるだけ抑えるために、以下の方法を実践しましょう。
1. 複数の業者に見積もりを依頼する
複数の業者に見積もりを依頼することで、費用を比較検討できます。少なくとも2~3社に見積もりを依頼し、費用の内訳や追加費用の有無をしっかり確認しましょう。費用が安いだけで業者を選ぶと、手抜き工事や不法投棄のリスクがあるため注意が必要です。また、現場までの移動距離が近いほどトラックの稼働費などが抑えられるので、昭島市にお住いの場合であれば昭島市内の業者を検討することをお勧めいたします。
2. 自分でできる作業は自分で行う
業者にすべてを依頼するのではなく、解体作業の一部を自分で行うことで、費用を抑えることができます。例えば、ウッドデッキの簡単な部分の解体や、廃材の処分を自分で行うと、業者の作業量が減り、費用削減につながります。
【ウッドデッキやフェンスを自分で解体する方法】
自分でウッドデッキやフェンスを解体する場合、必要な工具と手順を押さえておけば作業が可能です。以下に自分で解体する際の手順と必要な工具について詳しく説明します。
1. 必要な工具を揃える
ウッドデッキを解体するために、以下の工具が必要です。
・電動ノコギリ:デッキ材を切断するために使用します。
・バール:釘を抜いたり、床板を剥がしたりするのに便利です。
・電動ドライバー:ネジを効率よく外すために使用します。
これらの工具はホームセンターやネットで購入できるので、準備しておきましょう。
2. 解体手順
ウッドデッキの解体手順は、基本的に設置時の手順を逆に進めます。
1.ラティスや板塀を剥がす
2.床板を剥がす
3.大引き(骨組み)を解体する
4.束石(基礎)を取り除く
5.廃材を処分する
※廃材の処分は自治体のルールに従って行い、コンクリートやレンガなどは専門業者に依頼する必要があります。
【昭島市でのウッドデッキやフェンスの解体はエコクリーン解体(株式会社野島工務店)へ】
今回は、ウッドデッキやフェンスを解体する際の相場や、自力で解体する際の注意点などについて解説いたしました。費用を抑えるために自力で解体することも可能ですが、安全面や解体にかかる時間を考慮して、無理をせずに業者に依頼するのが賢明な場合もあります。当社でももちろん対応可能ですので、昭島市でウッドデッキの解体を検討している場合はぜひご相談ください。